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2018年の恵方は「南微東」! 大行列の西早稲田・穴八幡宮で「一陽来復」を手に入れる(新宿区)

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2017年12月19日
2018年の恵方は「南微東」! 大行列の西早稲田・穴八幡宮で「一陽来復」を手に入れる(新宿区)
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文・写真_編集部

冬至の朝、新宿区西早稲田には長い行列ができる。穴八幡宮で頒布されるお守り「一陽来復」を求めてやってくる人たちの行列だ。「一陽来復」とは“恵方に向けて貼ることで福がもたらされる”とされているお守りで、頒布期間となる冬至から節分までの1ヶ月強の間は、自営業から会社勤めの人まで多くの人々が穴八幡宮を訪れる。

2015年の穴八幡宮の様子。

頒布期間は冬至から節分までの1ヶ月強。なかでも人出があるのが頒布初日となる冬至で、この日は冬至のみ朝5時から頒布が開始され、徹夜組が出ることもあるという。今年の冬至は12月22日(金)だ。

長い行列に並ぶ。

お守りの案内。

ルーツはこの地に伝わる「打出の小槌」。かつて穴八幡宮は、現在も裏手にある光松山放生寺とともに神社仏閣「光松山放生寺八幡神社」として氏子を抱えており、「打出の小槌」のご利益を込めた「一陽来復」を頒布してきた。しかし江戸時代の神仏分離によって神社と寺とが分岐。そのため、今ではそれぞれが個別にお守りを頒布しており、光松山放生寺では“福”の字を用いる「一陽来福」を手に入れることができる。

光松山放生寺の「一陽来福」。

今年の方角は「南微東」
貼るのは反対側の「北微西」

恵方とは、中国に伝わる陰陽道のなかで、その年の“歳徳神”のいる方角を指し示すもの。予め年ごとに甲 (こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)、戊(ぼ)、己(き)、庚 (こう)、辛(しん)、壬(じん)、癸(き)の十干が割り当てられており、それによって方角と十二支が決まる。2018年の十干は「戊」で、十二支は「巳午」。方角は真南よりやや東で、正確には「南南東」のやや南。「南微東」と
南南東のやや南寄りで、32方位でいうと「南微東」にあたる。

2018年の方向は「南微東」(赤色)のため、「北微東」(黄色)の位置にお守りを貼ること。

そのため、2018年は「南微東」(赤色)に向けお守りを貼る必要があるため、反対側の「北微東」(黄色)の位置に貼る。穴八幡宮でもらえる説明書きを見ながら、スマホアプリのコンパスなどを使って方位を見るといいだろう。

壁のクロスによっては貼るのが難しいことときは、紙に貼りつけたうえで画鋲留めをする方法も。

さらに「一陽来復」を貼り付けることができるのは冬至、大晦日、節分のうち、いずれかの深夜0時のみと決まっている。冬至が混み合う理由は、大晦日ではその時間が取りづらく、節分ではやや遅いためだ。

参拝時には予めトイレ
防寒、水分補給も

冬至は朝5時からと早い時間帯に頒布がスタートするが、地元の方々のほか、徹夜組や始発で訪れる人も多い。それでも日中に比べれば、早朝のほうがまだ少ないほうといえるだろう。列はゆっくりと進むため、ドミノ倒しになるような事態はあまり考えられないが、遅すぎて手に入らないというものでもないので、慌てずにのんびり待つのがいいだろう。1時間から、長いときは2時間ほど並ぶ可能性もあるため、予めトイレを済ませたうえで、防寒や水分補給にも注意してほしい。

お守りを買って福を呼び込むという江戸時代に始まった風習が、平成も終わろうという今なお、街に残り続けている。ご利益の有無を越えて、季節の風物詩となって繰り返される光景に、東京の年の瀬を感じずにはいられない。

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