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都心の「副業メシ」実態調査! vol.1:武蔵小山の雀荘「すい〜とぴ〜」

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2015年8月28日
都心の「副業メシ」実態調査! vol.1:武蔵小山の雀荘「すい〜とぴ〜」
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取材・文_加藤ジャンプ/写真_下屋敷和文

政府が発表する様々な指標とは裏腹に、一般庶民にとっては具体的な景気回復の実感が持てない日々が続く今日この頃。そんな中、本業の傍ら、自慢の腕をふるって絶品料理を提供する個人商店が増えている。アッと驚く大胆な「二刀流ビジネス」を展開する背景には何があるのか。そんな都心の「副業メシ」の実態を調査する連載、その第1回。

今回お邪魔した雀荘「すい〜とぴ〜」。店のドアには「麻雀」の文字。しかし扉を開けるとそこは......。

今回お邪魔した雀荘「すい〜とぴ〜」。店のドアには「麻雀」の文字。しかし扉を開けるとそこは……。

喫茶店から雀荘。
そして定食屋へ。

雀卓で食事をしたことがあるだろうか?

念のため説明すると「雀卓」とは麻雀をするための正方形のテーブルである。緑色のフェルト地が貼られた、あのテーブルだ。あれを食卓にして定食を食べるのである。

雀卓は麻雀をする者にとっては決戦の場だ。つまり雀卓で定食を食べることは、土俵の上で鯖の塩焼きをつついたり、ボクシングのリング上で生姜焼きを食べるようなものである。

そんな得難い経験を、ほとんど毎日可能にしてくれるのが武蔵小山にある雀荘「すいーとぴー」である。

店内には4人掛けの雀卓が4つ。テーブルクロスが敷かれ、その上でご飯を食べたり、お茶を飲んだり。

店内には4人掛けの雀卓が4つ。テーブルクロスが敷かれ、その上でご飯を食べたり、お茶を飲んだり。

ランチ営業を切り盛りする執行美保子さん。旦那さんと結婚して以来、ずっと武蔵小山に住む。

ランチ営業を切り盛りする執行美保子さん。ご主人の一吉さんと結婚して以来、ずっと武蔵小山に住む。

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オーダーが入れば黙々と料理を作る美保子さん。

「本業は雀荘だからさ。お昼ごはんだけやってるの」

ランチタイム。切り盛りする執行美保子さんがカウンター奥のキッチンで答える。目はフライパンの生姜焼きから離さない。無駄のない動きは「本職」のそれそのものである。その証拠に

「自宅から歩いてきて朝は6時からここで準備するのよ」

副業というと「空いた時間に片手間で」みたいなイメージを抱きがちだが、全然ちがうのだ。しかし、どうして「雀荘」で「定食屋」なのか?

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