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編集者の視点が生きるセレクトショップ 下北沢「VELVET」

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2015年8月16日
編集者の視点が生きるセレクトショップ 下北沢「VELVET」
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文_編集部

この夏、下北沢に新しくオープンしたセレクトショップ「VELVET」。店があるのは、北口にある一番街商店街の中ほど。周辺に古本屋やギャラリー、コーヒーショップが立ち並ぶ人気のエリアだ。アンティーク家具で整えられた店内に、アメリカから買い付けられた古着が品よく並んでいる。

奥行きのある店内。中央のテーブルにはレザーシューズやブーツが並ぶ。

奥行きのある店内。中央のテーブルにはレザーシューズやブーツが並ぶ。

こだわりと遊びが感じられるインテリア。

こだわりと遊びが感じられるインテリア。

代表の高相朋基さんは元編集者。これまでバイヤーとしての経験は一切ないという。

「ショップに立ったことすらありませんでした(笑)。でも、昔から古着が好きだったんです。自分が着ているのもずっと古着でしたから」

代表の高相さん。オープンに先がけ、2週間ほどアメリカで買い付けを行ったという。

代表の高相さん。オープンに先がけ、2週間ほどアメリカで買い付けを行ったという。

雑誌編集の仕事から離れたとき、かねてから好きだった古着を扱う店を作ろうと思い立った。独学でオープンしたのがここVELVETだ。コンセプトは特にないと笑うが、どのアイテムにも一貫した手触りが感じられる。「ここにある服は、自分のワードローブみたいなもの」という回答に、高相さんの視点が伺えるようだ。

落ち着いたシックな色合いのものから、発色のいい鮮やかなアイテムまでずらり。シルエットも綺麗だ。

落ち着いたシックな色合いのものから、発色のいい鮮やかなアイテムまでずらり。シルエットも綺麗だ。

ブレスレットなどのアクセサリーも多く揃う。

ブレスレットなどのアクセサリーも多く揃う。

古着はすべてアメリカで買い付けており、ニットやガウン、シャツなど、これからのシーズンに重宝するアイテムが多く揃う。メンズが中心だが、ユニセックスでシンプルなデザインのものが多く、女性でもオーバーサイズで合わせられる。

存在感のある写真が白壁に映える。

存在感のある写真が白壁に映える。

店内にかかる写真は、写真家の小浪次郎さんが撮り下ろし、アートディレクターの小酒井祥悟さんがディレクションしたもの。ふたりとは編集者時代からの付き合いだ。

「ぼくが細かく切った折り紙を、小酒井くんの事務所の屋上に上がって巻いたんです。あとで掃除が大変だって言われましたけど(笑)」

店内にもうひとつある白黒の写真は、小浪さんのiPhone6で撮影されたものだ。

蛍光灯に吸い寄せられるように飛ぶ蝶。小酒井さんは小誌『TOmagazine』のアートディレクターでもある。

蛍光灯に吸い寄せられるように飛ぶ蝶。小酒井さんは小誌『TOmagazine』のアートディレクターでもある。

「小酒井くんの事務所に大きな蝶が出て、虫が苦手なスタッフがいてみんなで騒いでいた時に、いつの間にか小浪くんが撮ってたんですよ。それが良かったんで、大きく伸ばしたんです」

これらの写真はオープンを知らせるポストカードとしても使用されており、語るよりも雄弁にVELVETのイメージを物語っている。

重厚感のある扉は都内のアンティークショップで手に入れたもの。格子部分の造りが気に入っている。

重厚感のある扉は都内のアンティークショップで手に入れたもの。格子部分の造りが気に入っている。

仲間たちのバックアップを得て、7月31日にVELVETはオープンの日を迎えた。現時点ではユーズドが多いが、ドメスティックブランド『SUNSEA』(サンシー)、『STABILIZER GNZ』(スタビライザー ジーンズ)などのセレクトアイムも揃える予定だという。

「古着屋というよりは、セレクトショップに近づいていくと思いますね」

高相さんがそう語るように、訪れる度に新たな発見がありそうなVELVET。年内は休まず営業をする予定とのことなので、下北沢で降りた際はぜひ訪れてみてほしい。

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