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原宿の人気豚しゃぶ店が弁当屋に!「BENTO 金魚鉢 in the garage」

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2015年8月8日
原宿の人気豚しゃぶ店が弁当屋に!「BENTO 金魚鉢 in the garage」
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文_編集部

2014年11月に、建物の老朽化により移転を余儀なくされ、惜しまれつつ閉店した原宿「金魚鉢」。豚しゃぶをメインとするその定食屋は、原宿で働く者や買い物客にとって貴重な一軒だった。しかし2015年5月、金魚鉢は弁当屋として復活を遂げた。再オープンから3ヶ月経った金魚鉢を訪れ、店長の渡邊英之さんにお話を伺った。

「金魚鉢」の何が
我々を熱狂させたのか

「金魚鉢」と聞いてあのビジュアルを思い起こす人は原宿ツウだ。器に山盛りのキャベツと、柔らかい豚肉、そしてボリュームたっぷりのトッピング。これらが山のように積み重なってやってくる。梅おろしザーサイ、ビビンバのせなど、バリエーションは豊富で、訪れる度に異なる味との出会いがあった。

原宿時代、金魚鉢で食べられた豚しゃぶ定食。こちらはビビンパのトッピング。

原宿時代、金魚鉢で食べることができた豚しゃぶ定食。こちらはビビンパのトッピング。

こうしたトッピングの数々は店長の渡邊さんのオリジナルレシピで、「なるべく他のお店で食べられないものを」と考案されたもの。この考えは弁当屋になった今も変わらず受け継がれている。

金魚鉢の歴史にすこし触れておくと、オープンは26年前。昭和が平成に変わった頃で、当初の業態はなんとスナックだった。「今でいうマツコデラックスさんとかIKKOさんみたいな方々にお店を回してもらってました(笑)」と渡邊さん。昼の時間帯を有効活用しようと、銀座の和食店で働いていた経験から、自身でランチを初めた。豚しゃぶはもともと夏期限定メニューだったが、「冬も食べたい」というリクエストに答えて定番化すると、次第に看板商品になったという。

山盛りの豚しゃぶ顕在!
新メニューも続々

移転先の金魚鉢は千駄ヶ谷小学校の裏手にある。最寄り駅は北参道。全面窓ガラスで、光がたっぷり入る明るい店内だ。11時の開店後からスーツ姿の男性や数人分まとめ買いする女性など、オフィスワーカーらしき人たちが押し寄せる。

真っ白な外観に「金魚鉢」のネオンが映える。

真っ白な外観に「金魚鉢」のネオンが映える。

次々とお客さんが訪れ、途切れることがない。カウンター横のメンチカツを買っていく人も。

次々とお客さんが訪れ、途切れることがない。カウンター横のメンチカツを買っていく人も。

ショーケースに並ぶ弁当各種。売れたら次々と補充されていく。厨房はフル稼働だ。

ショーケースに並ぶ弁当各種。売れたら次々と補充されていく。厨房はフル稼働だ。

数名ほどでいっぱいになる店内は、カウンターとショーケースのみとシンプル。奥には厨房があり、つねに仕込みと調理が行われている。15時の閉店までノンストップで、弁当は飛ぶようになくなっていく。

梅ザーサイおろしのせ弁当 800円(税込み)

梅ザーサイおろしのせ弁当 800円(税込み)

原宿時代に人気だった「梅ザーサイおろしのせ」は現在も看板商品だ。メインのおかずとごはんがセパレートになっており、食べる前に付属のポン酢をかけて食べる。このポン酢こそ金魚鉢の味の決め手なのだ。

「もともと銀座の和食店に務めていたんです。だからウチのポン酢は手づくり。個人的にあんまり酸っぱいとごはんが進まない気がして、それでちょっとマイルドに作ってるんですよ」

原宿時代よりもメニュー増
まだまだ挑戦は止まらない

現在のほうがメニューは増えたという。かつて日替わりだった唐揚げやメンチカツが定番商品なったからだ。

左が豚しゃぶメニュー。右が唐揚げなどの、かつて日替わりだったメニュー。

左が豚しゃぶメニュー。右が唐揚げなどの、かつて日替わりだったメニュー。

「作り続けなきゃいけないから、前よりちょっと忙しい(笑)」と笑う渡邊さんだが、ショーケースの中の商品がなくなっても、営業時間内であればできる限り対応している。

オープン後にイートインスペースも併設し、金魚鉢は少しずつ変化を続けている。今後考えているのは夜間帯の営業だ。

「住宅街なので、ご近所の方のご迷惑にならないように今は15時までの営業なんです。そのうち夜にいらっしゃるお客さんにも、お弁当を売れたらいいなと思いますね」

付け合わせの切り干し大根は、一緒に店に立つお母さんの手作り。レジを打つのは奥さんだ。聞けば、渡邊家は親子3代原宿っ子なのだという。これからもこの場所で、変わらない味を伝えていってほしい。原宿で時間を過ごした人が「あの原宿の味」と思い返すような、そんな存在になってくれたらと願ってやまない。

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