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76万冊以上の雑誌体験ができる大宅壮一文庫バックヤード・ツアー

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2015年8月5日
76万冊以上の雑誌体験ができる大宅壮一文庫バックヤード・ツアー
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写真_芹澤信次/文_編集部

世田谷区は八幡山にある、日本で最初に開かれた雑誌専門図書館である大宅壮一文庫。文芸評論家としてキャリアをスタートし、ジャーナリストとして戦後日本のメディアを牽引してきた大宅壮一が生前集めた雑誌をもとに、その死後である1971年に開かれた。

そんな大宅壮一文庫では、普段は閉架としている書庫を訪ねることができるバックヤード・ツアーを毎月第2土曜日に開催している。

大宅壮一の邸宅を改装してつくられた大宅壮一文庫

大宅壮一の邸宅を改装してつくられた大宅壮一文庫。

開館以降、ライターやテレビ関係者などメディア人の情報ソースとして多くの役割を果たしてきた同所。普段利用する際には、索引から目当ての雑誌を検索し資料請求をして閲覧室で読むという方式なため、76万冊もの蔵書を見ることはできない。

しかし、このバックヤード・ツアーでは、増築に次ぐ増築からまるで迷宮のように広がっている書庫に足を踏み入れられる。また、ただ書庫を周るだけではなく、大宅の書斎を現代に再現した応接室で生原稿を眺められたり、膨大な雑誌群の中でも特に貴重なものを係員に紹介してもらうことができるのだ。

と、言葉にすると簡単だが、膨大な蔵書の物量は実際に目にするととにかく圧巻。特に東日本大震災でもビクともしなかったという大宅特注の書棚はパンパンに詰められた棚板がきしんでおり、文字通り雑誌の重みが体感できる。

全国の古書店で買いあさったという蔵書には書き込みがずらりと並ぶ。

全国の古書店で買いあさったという蔵書には書き込みがずらりと並ぶ。

通常時は入館料として一般300円が必要となるが、このツアー参加者は特典として無料で雑誌を10冊まで閲覧できるのもうれしい。

直近のバックヤードツアーは2015年8月8日(土)に開催。参加人数は先着順の10名までとなっており、メールで申し込みが可能だ。

なお本誌『TOmagazine 世田谷区特集号』では、批評家・大澤聡氏が大宅壮一文庫の書庫を訪ねたコラム「大検索時代をゆく。」を掲載。ぜひこちらもご覧いただきたい。

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