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8月15日は墨田区で過ごす 「すみだ平和と鎮魂の灯」開催

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2015年8月4日
8月15日は墨田区で過ごす 「すみだ平和と鎮魂の灯」開催
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文_編集部

1945年8月15日の終戦から70年。東京都の中でも甚大な被害を受けた墨田区で、「すみだ平和と鎮魂の灯」が開催される。

太平洋戦争における東京都全体の死者はおよそ94,225人。そのうち現墨田区にあたる本所区、向島区をあわせると、死者数の総計はおよそ28,660人と全体の約3割にものぼる(*)。東京への15回におよぶ空襲のうち、規模が大きかったのは3月10日の東京大空襲だ。

なかでも下町地域は木造家屋が密集しており、焼夷弾によって引火した民家が次々と燃えた。流れ込んだ空気が竜巻を引き起こし、広範囲を焼き付くした。隅田川は燃える川と化し、水を求めて飛び込んだ人々は次々と命を落とした。

今回の会場となる東京都立横網町公園は、関東大震災でも多くの犠牲者を生んだ被服廠(**)跡にある。敷地内には、震災後の1930年に建てられた東京都慰霊堂のほか、復興記念館や、慰霊碑などが建ち並んでいる。

現在、補強のため改修工事中(参拝は可)。2016年春に完成予定。

現在、補強のため改修工事中。参拝は可。2016年春に完成予定。(公式サイトより)

「すみだ平和と鎮魂の灯」のメインイベントとなるのは、17:30から行われる「平和の語り部」だ。墨田区内に住む戦争体験者たちが語り部となり、貴重な体験談を伺うことができる。

また、続くトークセッションでは、大下茂(帝京大学教授)、墨田区老人クラブ連合会、なぎら健壱(シンガーソングライター)らが登場。戦後の復興期から現在、そしてこれからの墨田区について語り合う。

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同時開催となる「平和学習戦跡めぐり」では、区内に多く残る戦跡をバスで巡る。押上からスタートし、キラキラ橘商店街や飛木稲荷神社、圓通寺などを2時間ほどで周り、終点の横網町公園を目指す。先着順のため、ご希望の方はお早めに申し込みを。

会場へはJR・大江戸線の両国駅が最寄りとなるが、時間に余裕があれば隣駅の浅草橋駅で下車し、言問橋を通って隅田川を渡るコースをおすすめしたい。70年を経て様変わりした墨田区にあって、今も変わらずあり続けるのが、言問橋と隅田川だからである。

70年前の東京を追体験する1日。ぜひ墨田区で過ごしてみては。

*『墨田区史』(墨田区)『東京都戦災史』(東京都)より
**旧陸軍のための衣服や物資の製造、分配などをおこなう工場。

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