この夏、墨田区押上の商業施設「東京ソラマチ」に、『ポケットモンスター』(以下ポケモン)のオフィシャルグッズを取り扱う「ポケモンセンタースカイツリータウン」がオープンすると発表された。開店日は2016年7月6日(水)。

公開されたポケモンセンターのエントランスイメージ。(公式サイトより)

公開された店内のイメージ。(公式サイトより)
「ポケモンセンター」とは、ポケモンシリーズにまつわるゲームソフトやカードゲーム、オリジナル商品などを取り扱うショップ。ポケモンの交換やゲームバトルも行え、トレーナーたちの交流の場所としても人気のスポットだ。運営は株式会社ポケモンが行っている。

店舗ロゴマーク。レックウザは2004年に発売された『ポケットモンスター エメラルド』のパッケージにも登場している。(公式サイトより)
ポケモンセンターのロゴマークは、モンスターボールとピカチュウ、そして店舗ごとに異なるポケモンが1〜2匹で構成されている。今回公開されたスカイツリータウンのロゴマークはピカチュウとレックウザだ。すでに「レックウザポンチョを着たピカチュウ」などのイラストも公開されており、オリジナルグッズにも注目したい。

左:ポケモンセンタースカイツリータウン ピカチュウ、右:レックウザポンチョを着たピカチュウ。(公式サイトより)
1998年4月に日本橋に1号店「ポケモンセンタートウキョー」が誕生して以来、ポケモンセンターは大阪、名古屋、福岡、横浜、札幌、仙台、千葉、広島、京都、そしてニューヨーク、パリ(期間限定のため現在は閉店)へと、次々と展開した。このほか、全国のイトーヨーカドーやジャスコなどに小規模なサテライト店舗も用意されている。

東京スカイツリー、東京ソラマチ、すみだ水族館などで賑わう東京スカイツリータウン。(PHOTO BY Kakidai )
各地のポケモンセンターがその都道府県の名称を冠するのに対し、仙台だけは「ポケモンセンタートウホク」と名付けられている。開店は2011年12月。東日本大震災の被害に見舞われた人たちへの応援の意味を込めて、「トウホク」になったのだという。こうした地域との結びつきも、ポケモンセンターの特徴のひとつと言えるだろう。
1996年にゲームボーイソフトとして発売されてから20周年。7月には映画『ボルケニオンと機巧のマギアナ』の上映が予定されており、この冬には3DSで『ポケットモンスター サン・ムーン』がリリースされる。もはやポケモンは『機動戦士ガンダム』や『ウルトラマン』のように、世代を越えたカルチャーとなった。実際に、休日や祝日は家族連れの人々が、平日は子どもやスーツ姿の大人たちが訪れる。2012年の開業以降、多くの観光客で賑わう東京スカイツリータウンへの出店で、海外からの利用者も見込めそうだ。開業は7月上旬。夏休み間近の墨田区はおおいに賑わうに違いない。
ポケモンセンタースカイツリータウン
問い合わせ:0120-049-725(ポケモンカスタマーサポートセンター)
受付時間:11:00~18:00(土日祝・会社特定日を除く)
URL:http://www.pokemon.co.jp/info/2016/04/160422_p02.html