東京都が昨年2015年9月1日の防災の日に都民に向けて配布した『東京防災』。都内各世帯ごとに配られたが、他地域に住む人々からの要望が多く寄せられたことから、これまでに都は様々な形での配布を実施している。
PDFでの閲覧や書店での一般販売、多言語化を経て、今年2016年3月30日(水)からは電子書籍での取り扱いがスタートした。

電子書籍化された『東京防災』。ファイルサイズは211MBほど。端末によってはWi-Fiに接続できないとダウンロードが開始しないこともあるので予め注意が必要だ。
3月より電子書籍化
無料配布がスタート
『東京防災』は、防災に関するノウハウをイラストやコラムとともに解説したガイドブックだ。阪神大震災や東日本大震災の教訓を踏まえ、防災をより身近なものにするために制作された。(これまでのTOwebでの『東京防災』に関連する記事はこちら)

2015年9月1日、防災の日に配布された東京都制作の『東京防災』。
これまでも冊子のほかにオンラインでの閲覧が可能だったが、電子書籍として端末にダウンロードしておけば、インターネットにアクセスできない環境でも参照できるようになった。

1ページごと、または見開きで表示できるほか、拡大縮小で文字も閲覧しやすい。
以下の販売サイトよりダウンロード可能なので、予め手元のスマートフォンなどにダウンロードしておくとよいだろう。価格は無料。
・iBooks
・GALAPAGOS STORE
・Kindle
・cdjapan
・セブンネットショッピング
・dブック
・デジタルe-hon
・Knowing
・ひかりTVブック
・ブックパス
・ブックプレイス
・BookLive!
・BOOKWALKER
・onto
・漫画全巻ドットコム
・Yahoo!ブックストア
・楽天Kobo
・Readerstore
電子書籍以外の閲覧方法としては、配布スタートから提供しているオンラインコンテンツのほか、英語、中国語、韓国語などの多言語版が存在する。
・『東京防災』日本語版
・『東京防災』英語版
・『東京防災』中国語版
・『東京防災』韓国語版
紙の冊子を買い求める場合は、全国の取り扱い店舗で注文を受け付けているので問い合わせを。こちらは英語版のみ冊子が用意されており、都内各所にある国際交流協会などで配布が行われている。配布場所は公式サイトに記載されている。