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大型アニソンDJフェスが区役所の敷地内で開催できるワケ

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2015年7月29日
大型アニソンDJフェスが区役所の敷地内で開催できるワケ
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取材・文_編集部

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「アニメ×ダンスミュージック」をコンセプトに掲げ、ジャンルの壁を超えて楽しむことを目的とした都市型野外DJイベント「Re:animation(リアニメーション)」が、11月の開催を目指しクラウドファンディングで資金を募っている。

すでに7度の公演を成功させ、海外進出まで果たした気鋭のフェスが、第8弾となる次回の開催場所に選んだのはJR中野駅北口前の暫定広場。過去には同スペースに3,000人以上を集客した実績を持つこのイベントだが、次回はさらに規模を拡大し、中野区役所の敷地内を含めた2フロア開催を視野に入れているという。

Re:animation 第8弾の開催予定候補地となっている中野区役所前の敷地

Re:animation 第8弾の開催予定候補地となっている中野区役所前の敷地

物理的にとはいえ、行政がDJフェスをこうした形でサポートするのは国内では前代未聞のこと。今回のような野心的な試みが実現する理由とは一体どこにあるのか。リアニメーション実行委員会の代表・杉本真之(通称、ちへ)さんは、支援を募っているCAMPFIREのサイト上で次のように語っている。

「再開発予定地である中野駅北口暫定広場は『Re:animation 7』開催時に既に閉鎖が確定していました。

(中略)

そんな中で、1人の理解ある中野区議会議員が、新たなイベント用地として中野区役所の敷地を提供する為に、前庭の花壇を撤去できないか検討して議会に提案するように担当課と掛け合う英断をして下さったのが、昨年の年末。

そして、中野通りの桜が満開になった頃、別件で区役所にお邪魔した時に、中野でのリアニ開催最大の功労者の1人である、産業振興課の課長が寄ってきて、『ちへさん、決まりましたよ』と声を掛けてくれました」

2012年、旧コマ劇場再開発によってイベントの継続が危ぶまれた際に、開催場所を提供してくれたのが“リアニ”と中野区の最初の出会いだった。以来、良好な関係を築いてきたことで、画期的ともいえる今回の話へと発展。アニソン愛好者だけでなく、中野区の住民たちからの認知度も高まっているという。

なお、イベント開催のためには、クラウドファンディングで300万円の支援金を調達することが条件となる。今年は風営法の改正案が可決されるなど、日本のクラブカルチャーにとっては大きな節目の年となる可能性も高い。リアニメーションのチャレンジが、シーンに蔓延していた閉塞的な空気を振り払ってくれることを期待したい。

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