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“アングラ”再訪 #1紅テント 座長代行と看板女優が語る、2019年の「劇団唐組」

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“アングラ”再訪 #1紅テント 座長代行と看板女優が語る、2019年の「劇団唐組」
FEATURE
東京で起こっているハイパーローカルな動向を独自取材し、特集形式でお届け。
2019年2月1日
“アングラ”再訪 #1紅テント 座長代行と看板女優が語る、2019年の「劇団唐組」
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文_編集部
紅テントからのぞく東京の“人懐こさ”

西新宿の空き地(現在は開発済)に立つ紅テント

── ところで、唐組は東京でも色々な場所で芝居を打ちますが、長年それを続けてきて、街の変化は感じますか?

久保井:アトリエがある高円寺は、バンド野郎や売れない役者、自称作家……そういう奴らが飲み屋にすごくいましたよね。そういう中央線の文化や人の感じは、唐さんのドラマに随分反映されていますよ。唐さんの表現には、土地のベクトルがすごく大きい。

── 花園神社や鬼子母神は、あの場所の雰囲気込みでの芝居だなと感じます。

久保井:もともと花園神社って酉の市もあるし、江戸時代から小屋掛け芝居などで栄えてきたらしいですね。

藤井:新宿は、西新宿のビル建設予定地も面白かった。ビル街を抜けていくと急に鬱蒼としていて。公園の受付を昼にやっていると、近所に残った古いお家の人たちが話にきてくれたり。そういう中で長い付き合いになった方もいます。

── なかなか今の東京の感じからは想像できないですね。

藤井:今でも変わらない気もしますよ。高円寺でもハクビシンの親子が歩いていたり、近所のおじいちゃんがいらないモノを持ってきてくれて、それを舞台装置に使ったり(笑)。鬼子母神は子どもが元気で、小さい頃からずっと来続けてくれているお客さんもいる。

久保井:近所の人たちと仲良くなれる劇場はなかなかないよね(笑)。

藤井:公園のトイレで洗濯してるとホームレスの方が「頑張ってるね」って石鹸くれたりとか(笑)。今は減りましたけどね。あと、不思議と雷も一度も落ちてない。唐さんが、土地の神様と仲良しだからかもしれないですね(笑)。

唐組アトリエ正面にて、久保井氏と藤井氏

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