※10月7日(土)23:21追記入場方法について、TOKYO ART BOOK FAIRの公式Twitterアカウントにて10月7日(土)22:03に以下のツイートがあった。混雑を避けて8日(日)10時まではオンラインチケットでの事前予約が必要となり、以降は先着順での当日券を購入する形となる。
本日は多数のご来場いただき、誠にありがとうございました。想定以上に大勢の方にご来場いただき、入場規制で混乱とご迷惑をおかけしましたこと、お詫び申し上げます。明日は、ご来場の混雑緩和のため、入場方法が変更となります。
— TOKYO ART BOOK FAIR (@tabf_info) 2017年10月7日
①入場時間を指定した事前予約整理券を、Peatix にて、明日10/8(日)10:00まで予約を受付いたします。https://t.co/59AIVepZRg
— TOKYO ART BOOK FAIR (@tabf_info) 2017年10月7日
②また、明日10/8(日)10:30より、会場にて当日整理券の配布を開始いたします。先着順の配布となり、予定数に達し次第配布を終了いたします。
— TOKYO ART BOOK FAIR (@tabf_info) 2017年10月7日
毎年秋に開催される「TOKYO ART BOOK FAIR 2017」。写真、イラスト、エッセイなどのバラエティ豊かな“アートブック”を販売する本の祭典として知られ、出展するのはギャラリー、出版社から個人作家までと様々。本のフォーマットも写真集やZINE、データ形式など幅広く、一般書店で流通しない本も数多く手に入る。

今年の会場となった、天王洲アイルの寺田倉庫。
2009年に「ZINE’S MATE:TOKYO ART BOOK FAIR 2009」としてスタートし、2012年からは外苑前の京都造形芸術大学外苑キャンパスをメイン会場に開催されてきた本イベント。今回は場所を天王洲アイルの寺田倉庫に移し、倉庫の屋内を使っての開催となった。出展者も昨年に比べおよそ50組ほど増え、国内外から約350組が参加している。
本記事では一般開催の初日となった10月6日(金)の様子をレポートする。が、とにかく会場は広く、ブースの数も膨大だ。本記事でその全容を伝えることは難しいため、会場の熱気や空気感を感じていただき、ぜひ実際に会場に足を運んでもらいたい。
受付
会場入口のブースで受付を終えると、マップと、オレンジ色のBEAMSのショッパーに入ったプログラムが配布される。

ショッキングピンクの会場マップは、回収してリサイクルされる。もちろん持ち帰ってもOK。
会場は同じ倉庫内に2棟あり、ひとつに「Z booth」と「A booth」、もうひとつに「INTERNATIONAL SECTION, EXHIBITIONS」と「EVENTS, EXHBITION」のフロアがある。それぞれのフロアへのアクセスはエレベーターのみとなるため、やや時間がかかる。目当てのブースを優先して動いたほうがよいだろう。
A booth
メイン会場ともいうべき、いちばん展示面積の広いエリアがここ「A booth」だ。柱に描かれたセクションを頼りにマップと照らしながら動くもよし、端からじっくり見ていくもよし。

「CUSMOS(クスモス)」。CU(カルチャーに)S(政治を)MO(持ち込んで)S(すいません)。日常と政治は繋がっていることを伝える、ZINEやミニコミ、グッズなどを販売。(A-b-11)

「Deadbeat Club」現代写真のフィールドに根づき、少部数発行もしくはリミテッドエディションの写真集を制作するインディペンデントパブリッシャー。(A-a-21)

「GINZA」。マガジンハウスの月刊誌、「GINZA」がセレクトするZINEやバックナンバーを販売。 (A-a-24)

「BRICK & MORTAR」。国境や様式の垣根を超えてプロダクトに新たな価値を見出し、今の時代に息づいているものをセレクトするショップ。商品説明POPをオリジナルZINEで製作。(A-h-22)

「Hato Press」。ロンドンを拠点にするインディペンデント出版社・プリントスタジオ。(A-b-23)

疲れたらドリンクを。ビールは18時から。