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日本一のソープ街・吉原発のブランドが見据える5年後の吉原:〈新吉原〉デザイナー・岡野弥生インタビュー

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日本一のソープ街・吉原発のブランドが見据える5年後の吉原:〈新吉原〉デザイナー・岡野弥生インタビュー
FEATURE
東京で起こっているハイパーローカルな動向を独自取材し、特集形式でお届け。
2015年8月25日
日本一のソープ街・吉原発のブランドが見据える5年後の吉原:〈新吉原〉デザイナー・岡野弥生インタビュー
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写真_松本昇大/取材・文_編集部/取材協力_デンキュー

浅草七福神の一社である吉原弁財天。観音像は関東大震災で溺死した人々の供養のために建てられた。

浅草七福神の一社である吉原弁財天。観音像は関東大震災で溺死した人々の供養のために建てられた。

オリンピックに向けて
変わりゆく吉原の街

──ブランドとしては、今後はどのように成長させていきたいと考えてますか。

ブランドとしての野望とかはあまりなくて。ただ、5年後にオリンピックがあるなあっていうのは、ぼんやりと思ったりはしますけど。吉原って外国人の方はお断りされる店が多いっていう話を耳にしたんですけど、それを変えていかなきゃダメだっていう反対派も一方でいるみたいで。東京が盛り上がっていく一方で、吉原だけがそこに絡むことができないっていうのも……。

──東京オリンピックに向けて、繁華街や性風俗に対して規制や摘発が増えるということも囁かれてますね。

吉原の隣の山谷に外国人のバックパッカーが増えて盛り上がっていくということも言われてますけど、最近、どんどん古い建物が取り壊されて、建て替えが進んでますよね。昔に比べたら、山谷もかなりきれいになりましたから。

危険度でいえば、山谷は吉原よりずっと危ないって言われてましたし、小さい頃からあまり寄り付かなかった。そういうのもずっと見てきて育ってるから、オリンピックによっていきなりパーンって散っちゃうのも少し悲しいなって思います。

──ただ吉原を背負って立つような意識でもないだろうし、こう、グイグイとモノづくりに励むということとも違いますか。

まあ実家があるし、というか、それくらいがいいのかなと思ってるんですよ(笑)。編集の仕事をしていた頃とか、周囲のみんなはもっとガツガツしてましたけど、私は当時からボーッとしてたタイプなので。いつも見習わなきゃいけないと思いながら、どうしてもこのペースなんですよね。

どこかデザインがユルいって言われるのも、そういうことだと思ってます。本当に作りたいものがない限りは、あまりガツガツしない。今後もそれは変わらないと思います。

※本企画内に掲載された商品はすべて税込み価格となります。
※土産物ブランド「新吉原」は吉原公認のブランドではありません。

今回の取材でお伺いしたバー「デンキュー」のオーナー・クリスさんと。隣の倉庫には趣味で組み立てたヴィンテージバイクがズラリ。

「デンキュー」のオーナー・クリスさんと。隣の倉庫には趣味で組み立てたヴィンテージバイクがズラリ。

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