logo_s

シュールなサラリーマンマンガ発売の漫画家・しりもと 聖地ニュー新橋ビルを飲み歩く

  • twitter
  • facebook
  • instagram
  • contact
シュールなサラリーマンマンガ発売の漫画家・しりもと 聖地ニュー新橋ビルを飲み歩く
FEATURE
東京で起こっているハイパーローカルな動向を独自取材し、特集形式でお届け。
2015年10月21日
シュールなサラリーマンマンガ発売の漫画家・しりもと 聖地ニュー新橋ビルを飲み歩く
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
写真_三宅英正、取材・文_武田俊
ビル開業時からつづく老舗
秩父料理専門店「秩父」で1杯

sin_c0

一通りビル内を回ってみると、時刻は18時近く。あたりはもううす暗くなってきた。こうなると活気を増すのが、様々な種類の飲み屋が大挙するB1フロア。さっそく一行も地下に降り、店の物色に出かけてみる。エスカレーターを降りると、店先に立つ店員さんから声をかけられるが心を鬼にしてまずはひと回り。

中華料理店や韓国料理店が多く見られるが、内装や提供されているメニューを見るとどこか新しいお店に感じられる。「どうせなら昔からあるところに行ってみたいですよね」というしりもと氏の言葉を耳にしたタイミングで、視界にあらわれたのがこの「秩父」だ。さっそく中に入ってみる。

sin_c1

女将さんに話を聞くと、こちらのお店の創業は1953年。割烹の名店「千嶋秩父」の姉妹店として開かれ、ニュー新橋ビル開業時にビル内に入り現在の形となったそう。「当時から続いてるお店は、うちを含めて片手で数えるくらいしか残っていないんですよ」と語る。

お酒が届くまで、お店の雰囲気を楽しもう

お酒が届くまで、お店の雰囲気を楽しもう

お店の名物は、秩父料理。埼玉県秩父市ならではの山の幸が売りで、イノシシや鹿肉を使った料理や、こんにゃく料理、名物のしゃくし菜漬けなど地元の味が楽しめる。地元の名酒・秩父錦を合わせるのも楽しいお店だ。

右上がしゃくし菜漬け。秩父の気候に適したしゃくし菜の漬物だ。

右上がしゃくし菜漬け。秩父の気候に適したしゃくし菜の漬物だ。

 

ひきしまった赤身がおいしい鹿刺し。タレにうずらの卵を落とすのが秩父流。

ひきしまった赤身がおいしい鹿刺し。タレにうずらの卵を落とすのが秩父流。

 

manga04

「私、ビールは苦手なんですけど、お酒も居酒屋も好きなんです。今日はレモンサワーにしますね」というしりもと氏。追加注文で酒盗をチョイスするあたりに、酒好きのセンスがきらりと光る。

manga05

ふとあたりを見回すと、入店時にはまだ空席のあった店内もほぼ満席に。飛び交うオーダーの裏から聞こえる笑い声と、今日の仕事を振り返る談話が徐々に大きくなっていく。つられてこちらのグラスが空くスパンも短くなり、なんだか自分たちも仕事終わりの彼らと同じ気持ちに。サラリーマンの皆さん、今日もおつかれさまでした!

1 2 3

関連記事

FEATURE

  • コミュニティを紡ぐ、新しい“図書館”
    2019年4月23日
  • “アングラ”再訪 #1紅テント 座長代行と看板女優...
    2019年2月1日
  • シモキタの書店が挑み続ける“これからの街の本屋”の...
    2017年12月25日
  • 京島でおそらく初(?)のブックマーケット 「Sum...
    2017年11月24日
  • もつ焼きの聖地にタワマンは必要か? 東京R不動産・...
    2017年11月3日

RANKING

  • no.1
    吉原で知る日本の性風俗史 “お歯黒どぶ”の縁でカストリ書房が伝えたい...
  • no.2
    天才司会者・もんちゃんの妙技。蒲田のパブ「オアシス」が日本一の理由
  • no.3
    〈フォトレポート〉白熱の西浅草 平成29年浅草神社例大祭「三社祭」
  • no.4
    大学堂ラストラン!東京下町の移動アイスクリーム&ホットドック屋が41年...
  • no.5
    東京イチの危険地帯 墨田区から考える東京の災害(前編)
PAGE TOP