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生涯をかけた代表作『放浪記』などで知られる作家・林芙美子の展覧会が世田谷文学館にて開催中(世田谷区)

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2018年4月28日〜2018年7月1日 世田谷区
生涯をかけた代表作『放浪記』などで知られる作家・林芙美子の展覧会が世田谷文学館にて開催中(世田谷区)
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文_編集部

世田谷区烏山の世田谷文学館にて、林芙美子の展覧会「林芙美子 貧乏コンチクショウ ―あなたのための人生処方箋―」が開催されている。会期は2018年4月28日(土)から7月1日(日)まで。

展覧会キービジュアル

幼少期の行商生活を経て、職を転々としながらも詩や童話を書き続けた林芙美子は、自らの貧困生活へ立ち向かうように、生きる苦しみを吐露し、血みどろの人生を奔放な文体で表現した。『放浪記』『風琴と魚の町』『浮雲』といった代表作で知られ、とりわけ『放浪記』は映画やテレビドラマ、そして舞台などに姿を変え、ひた向きに力強く生きる女性を描いた名作として、戦前・戦後を通じて多くの読者を魅了し続けている。

《自画像》 1932、33年頃 新宿歴史博物館蔵

本展では、林芙美子のことばを「幸福に生きるための処方箋」と捉え、原稿・書簡・絵画など約250点の資料で紹介。展示のほか、関連イベントとして 6月30日(土)には雑芸レヴュー団が登場し、会場を流しながら芙美子の詩を朗読する「朗読ショー★貧乏コンチクショウ」、 6月2日(土)には思春期を広島県・尾道で過ごした芙美子にちなみ「セタブンマーケット+烏山下町まつり」も開催予定。このミニマーケットは「ひろしまブランドショップTAU」から広島のグルメが届けらるほか、セレクト書店、ワークショップなども行われ、当日は展覧会も無料となる。

『放浪記』改造社 1930年

労苦の多かった人生経験が作品の奥行を形作っている宿命的放浪の作家・林芙美子。自らの気持ちを思うがまま吐露した野性味あふれる芙美子のことばは、彼女の自由奔放な精神と相まって、飢えや貧困を吹き飛ばし、時代を超えて私たちを励まし続けている。あなたの心に触れた詩の一節が、人生の処方箋になるかもしれない。是非、展覧会に足を運んでみてほしい。

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