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過去に触れ、未来を知り、人体に思いを巡らせる特別展 「人体 -神秘への挑戦-」が国立科学博物館で開催中(台東区)

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2018年3月13日〜2018年6月17日 台東区
過去に触れ、未来を知り、人体に思いを巡らせる特別展 「人体 -神秘への挑戦-」が国立科学博物館で開催中(台東区)
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文_編集部

台東区上野の国立科学博物館で人体研究の歴史と最先端研究の成果を一堂に集めた特別展「人体 -神秘への挑戦-」が開催中。会期は2018年6月17日(日)まで。

「人体 -神秘への挑戦-」キービジュアル

本展は、先人たちの飽くなき探究の歴史と功績、そして最先端の研究という二つの軸を通して、人体研究の今と昔を紹介するというもの。歴史と功績の軸として、レオナルド・ダ・ヴィンチの描いた人体解剖図も展示。ダ・ヴィンチといえば人体を描くための理解を求めて人体解剖を行い、多くの人体解剖図を遺したことでも有名。人体の構造の理解にのめりこみ、考えを巡らせた痕跡をなぞることができる。

レオナルド・ダ・ヴィンチ「解剖手稿」より頭部断面、脳と眼の結びつき部分 1490-92年頃 ウィンザー城王室コレクション所蔵 Royal Collection Trust/© Her Majesty Queen Elizabeth II 2018

その他にも、16世紀の革命的な解剖図譜『ファブリカ』の初版など人体研究を語る上では欠かせない貴重な資料も展示。現在のように防腐処理のなかった当時、従来の伝統にとらわれず自分の目で観察した人体の姿を収めた解剖図譜は必見だ。

アンドレアス・ヴェサリウス『ファブリカ』 1543年 広島経済大学所蔵

最初期の顕微鏡が展示されたエリアでは、人体研究の発展に大いに貢献した顕微鏡を通して、観察することの進化の歴史をたどることができる。一方、最先端の研究の現場からは、生きたままの体内を色鮮やかに映し出す蛍光顕微鏡や、超ミクロの世界を立体的にとらえる電子顕微鏡など、これまでの価値観を劇的に変えてきた装置の映し出すものを大迫力で公開。「美しく、騒がしい」体内の世界が4Kスーパーハイビジョンで放映される。

レーウェンフックの単式顕微鏡 1673-1723年頃 アントニ・ファン・レーウェンフック ブールハーフェ博物館所蔵 ©Rijksmuseum Boerhaave,Leiden V30337

精巣の精細管 ©甲賀大輔・旭川医科大学/NHK ※画像はラットで撮影。白黒画像にイメージで色をつけています。

また、本展の目玉展示とも言えるのが、新しい人体観「巨大ネットワーク」を体感できるインスタレーション「人体 NETWORK SYMPHONY」。これはNHKスペシャル「人体」制作チームと共同で、dot by dot inc.がインスタレーションを企画・製作したもの。

『人体 NETWORK SYMPHONY』

NHKスペシャル「人体」では、体内のあらゆる臓器や細胞が、まるで互いに会話するように「メッセージを伝える物質」をやりとりしており、その情報ネットワークによって私たちの命や健康が支えられているという最新の発見を紹介。ブース内にはその発見を示すかのように主要な臓器が浮かび、それぞれのメッセージが重なり合うことで奏でられる、美しい音楽を楽しむことができる。

『人体 NETWORK SYMPHONY』

特別展「人体 -神秘への挑戦-」は、人体の神秘を解き明かすため研鑽を積んだ時代の貴重な資料、さらなる神秘を解き明かす最先端研究の成果が一堂に会する特別展示。時代を乗り越えて残る実物を直接目にしたり、感覚に訴えかけてくる映像や空間に触れることで、自らを形作る人体の神秘に思いを巡らせてみてはいかがだろう。

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