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写真家・細倉真弓が暗室で開催する「『川崎』暗室写真展」 磯部涼『ルポ川崎』&自身の『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』刊行記念(練馬区)

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2017年12月15日〜2017年12月23日 練馬区
写真家・細倉真弓が暗室で開催する「『川崎』暗室写真展」 磯部涼『ルポ川崎』&自身の『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』刊行記念(練馬区)
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文_編集部

写真家細倉真弓による個展「『川崎』暗室写真展」が開催される。場所は練馬区桜台にある自身の暗室で、会期は2017年12月15日(金)、16日(土)、22日(金)、23日(土)の4日間。

©Mayumi Hosokura

神奈川県の最東に位置し、すぐ隣の東京都との境を多摩川が流れる工業都市、川崎。この街では、中1男子生徒殺害事件や簡易宿泊所火災、川崎老人ホーム連続殺人事件といった凄惨な出来事も少なくない。そんな川崎を音楽ライターの磯部涼氏が歩き、ドキュメントしたものが、2015年から2017年にかけて『サイゾー』誌面で連載されたルポルタージュ「川崎」だ。ラップからヤクザ、ドラッグ、売春、人種差別まで、その街の姿をリアルに切り取ったルポは、連載中から大きな反響を呼んだ。

©Mayumi Hosokura

©Mayumi Hosokura

磯辺氏のテキストとあわせて掲載されたのが、川崎の風景や、そこに暮らす人々のポートレイト。これらの写真を撮影したのが写真家、細倉真弓氏である。2004年、2005年とひとつぼ展に入選し、2009年からは『KAZAN』シリーズを展開。また2011年にはアムステルダムの「Foam Magazine Talent 2011」に選出されている。

この連載を一冊にまとめた書籍『ルポ川崎』(サイゾー)が12月15日(金)に発売になる。あわせて、細倉氏が撮影した『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』(同)も刊行される。

『ルポ川崎』書影

〈内容紹介〉

ここは、地獄か?
工業都市・川崎で中1殺害事件や簡易宿泊所火災、老人ホーム転落死といった凄惨な出来事が続いたのは、偶然ではないーー。
俊英の音楽ライター・磯部涼が、その街のラップからヤクザ、ドラッグ、売春、人種差別までドキュメントし、ニッポンの病巣をえぐる。
ラッパーをはじめ地元のアーティストが多数証言。

「家族で食卓囲んでメシ食ったことなんてない」
ーーT-Pablow

「『高校生RAP選手権』がなかったら、今頃は本職になってた」
ーーYZERR

「深夜にタバコ屋のシャッターをこじ開けて、レジごと盗んだ」
ーーBAD HOP

「南下すればするほど、中学生のポン中とか、いっぱいいる」
ーーA-THUG

「競輪場で暴動が起こって、地元の親分が来てやっと収めた」
ーー友川カズキ

〈出版社からのコメント〉

物議をかもしたサイゾー本誌のルポ連載を大幅に加筆し、書籍化。上から目線の若者論、ヤンキー論、郊外論を一蹴する、苛烈なルポルタージュが誕生!川崎の刺激的な写真も多数収録。BAD HOPを率いる2WIN(T-Pablow、YZERR)の初回限定ポストカード付き。

『写真集 川崎 KAWASAKI PHOTOGRAPHS』書影

〈内容紹介〉

「川崎とカワサキの腸(はらわた)を活写している」
ーー平山夢明(解説より)

世界でも評価される気鋭女性写真家が、日本有数の工業都市・川崎のセックス、バイオレンス、ラップ・ミュージック、多文化社会に光を当てた写真集。

・人気ラッパーをはじめ川崎のアーティストも多数登場!
BAD HOP/A-THUG/YOUNG HASTLE/KOWICHI/DJ TY-KOH/友川カズキ/KING OF SWAGほか

〈出版社からのコメント〉

物議をかもしたサイゾー本誌の連載「川崎」(執筆:磯部涼)で掲載された写真を再編するとともに、連載未掲載の写真を追加した写真集。磯部涼著『ルポ 川崎』と同時出版。巻末の解説を、川崎出身のホラー作家・平山夢明が寄稿!

「俺は彼処で切り落とされた右腕が夜道に転がっているのを見たし、砂利トラに轢かれた酔っ払いが脳味噌を真夏の灼けたアスファルトに撒き散らすのも見た。(中略)高架下の廃車、刺青を纏った若者、在日の人々、一癖も二癖もありそうな人物たち、猛々しい面魂のラッパー、ここには俺が好きだった川崎とその先にあるカワサキが紛れもなく存在している」(平山夢明「解説」より)

「『川崎』暗室写真展」は、この刊行を記念し、細倉氏が自らの暗室で開催するもの。会場で写真集を購入すると、テストピースで作ったZINEも付属するという。

川崎を歩く際に読んでおきたい2冊。本を手に入れたら、ぜひ川崎へ。そして練馬の展示にも足を運んでみてほしい。

「『川崎』暗室写真展」キービジュアル

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