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本年度ノーベル文学賞受賞記念 カズオ・イシグロ原作映画『日の名残り』一週間限りの特別上映 Bunkamuraル・シネマで(渋谷区)

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2017年12月9日〜2017年12月15日 渋谷区
本年度ノーベル文学賞受賞記念 カズオ・イシグロ原作映画『日の名残り』一週間限りの特別上映 Bunkamuraル・シネマで(渋谷区)
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文_編集部

渋谷区道玄坂のBunkamuraル・シネマでカズオ・イシグロ氏原作の映画『日の名残り』の特別上映が行われる。上映日程は2017年12月9日(土)から12月15日(金)までの一週間限定。

『日の名残り』キービジュアル(プレスリリースより)

『日の名残り』は1989年、カズオ・イシグロ氏が35歳のときに上梓した3作目の作品。語り手である老執事スティーヴンスが、1958年の「今」と1920年代から30年代にかけての「過去」を視点を行き来する物語で、英語圏最高の文学賞とされるブッカー賞を受賞した。

4年後の1993年にはジェームズ・アイヴォリーによって映画化。スティーヴンスを演じた名優アンソニー・ホプキンスと、『ハワーズ・エンド』に続く共演となったエマ・トンプソンの抑制された演技は高く評価され、第66回アカデミー賞で主演男優賞、主演女優賞にノミネートされた。これだけに留まらず、作品賞、監督賞、脚色賞、作曲賞、美術賞、衣装デザイン賞など、全部で8部門にノミネートされたことでも大きな注目を浴びた。

Bunkamuraル・シネマでは、カズオ・イシグロ氏が2017年度のノーベル文学賞を受賞したことを受け、10月28日(土)から11月10日(金)の2週間にかけて『日の名残り』の特別上映を実施。全14回が早々に満席となり、急遽会期を2週間延長するなど、予想以上の反響を得たという。しかし上映時間が朝の時間帯であったこともあり、「観たいのに観られない」という声も多く寄せられた。そこで今回、改めて上映時間を19時15分からに設定し、12月9日(土)から一週間限定のアンコール上映を行うことになった。会期中12月10日(日)にはストックホルムでノーベル賞授賞式が開催されるため、とてもタイムリーな開催となっている。

『日の名残り』劇中カット(プレスリリースより)

Bunkamuraル・シネマは2006年にカズオ・イシグロ氏のオリジナル脚本をジェームズ・アイヴォリーが映像化した『上海の伯爵夫人』、2011年に同氏が原作・製作総指揮を務めた『わたしを離さないで』を封切り上映した縁があり、受賞を祝した今回の特別上映を決めた。『日の名残り』をセレクトしたのは、1930年代に別れて1950年代に再会した主人公ふたりのように、1994年3月の日本封切から24年近くを経た今、観客の皆様にもこの作品に再びスクリーンで出会っていただきたいから。「もしかして、若い頃に背伸びして観て、退屈な映画だと感じた方もいるかもしれません。当時、働き盛りで、今は人生のたそがれ時を迎えている方もいるかもしれません。年齢を重ねて改めて見なおすと、また違った感情を抱く作品だと思います。原作と映画ではラストが異なるので、本は読んだけれど映画は未見という方にも是非ご覧いただきたいです」と番組編成担当は語る。(プレスリリースより)

『日の名残り』の見どころは、前述の主演ふたりの名演に留まらない。今は亡きクリストファー・リーヴや、若き日のヒュー・グラントが脇をかためているのも味わい深いし、実際のカントリーハウス(英国貴族の邸宅)で撮影された麗しい調度や、当時の上流階級の紳士淑女や使用人たちの衣装、クラッシックカーの数々など、隅々まで作り込まれた世界観に酔いしれることができる。

チケット購入方法など、詳細は公式サイトを確認してほしい。

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