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10会場で展示とイベント「戦後池袋 −ヤミ市から自由文化都市へ− 」

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EVENT
東京のあらゆるカルチャーにまつわるイベント情報をお届け。
2015年9月12日〜2015年8月22日 豊島区
10会場で展示とイベント「戦後池袋 −ヤミ市から自由文化都市へ− 」
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文_編集部

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市庁舎の移転以降、街の表情が大きく変化している街・池袋。住みたい町ランキングでも上位に名を連ねるこの街のルーツを探り、自由文化都市としての未来を考えるイベント/シンポジウム「戦後池袋 −ヤミ市から自由文化都市へ− 」が、2015年9月12日(土)〜22日(火)に池袋近辺の10会場で開催される。

熊谷守一や靉光など多くのアーティストが集まっていたアトリエ村・池袋モンパルナス。先日惜しまれながら閉店した、ニューアカブームの立役者・リブロ池袋本店。現在ではアニメイト本店や乙女ロードなどに代表されるアニメカルチャーの聖地ともなったこの町は、戦後のヤミ市から発展を遂げた。

そんなルーツを振り返るべく、9月12日(土)のシンポジウム「戦後池袋の検証―ヤミ市から自由文化都市へ」を皮切りにスタートするこのイベント。シンポジウムには、評論家の川本三郎、ジャズや居酒屋評論などに定評のあるマイク・モラスキー、文化社会学者の吉見俊哉が登壇する。

その後9月14日(月)からは、10会場で特別展示とイベントがスタート。東京芸術劇場ギャラリー1では、100枚超の戦後池袋の写真や、当時の大衆娯楽であったカストリ雑誌などを展示。現代美術家の松蔭浩之がディレクションを担当した空間で、パルコキノシタがライブペインティングを行う。

またギャラリー2では、立教大学付近に居を構えていた江戸川乱歩をフィーチャーした「戦後池袋の住人・江戸川乱歩が視た世界」を開催。乱歩が作成したスクラップブック「貼雑年譜」のうち、刊行されていない3巻以降を観ることができる。その他にも自由学園明日館や、ミステリー文学資料館などで平行して独自の切り口で企画された展示が目白押しだ。

豊島区立郷土資料館常設展示室ヤミ市模型(部分)

豊島区立郷土資料館常設展示室ヤミ市模型(部分)

多くの人が集まりそうなのは、池袋西口公園でのイベント。シルバーウィーク(9月18日〜20日)には公園にヤミ市を模した自由市場が登場。ヤミ市の時代に愛飲されたホッピーが樽詰めで提供されるほか、歌謡曲やオールディーズを中心としたライブや、昭和歌謡限定ののど自慢大会も。それぞれの情報は、公式サイトにくわしい。

焼け跡から学園都市へと発展してきた池袋を、足を使って体験できるこの機会。戦後70年のこの機会に、東京の都市文化が「ヤミ」から生まれたことを改めて考えてみたい。

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