目黒区青葉台の104GALERIEおよび104GALERIE-Rで、アルゼンチン出身のアーティスト、ディエゴ・シルリの日本初個展「The Thickness of Silence」が開催される。会期は2017年10月7日(土)から12月10日(日)まで。

Diego Cirulli 2017/Oil on canvas/110 x 95cm(Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)
アルゼンチンを拠点に活動するアーティスト、ディエゴ・シルリ氏。歴史的、政治的な社会問題に焦点を当てた作品の数々は、イタウ銀行選外佳作賞を受賞するなど高く評価されている。

Diego cirulli 2017/Oil on canvas/110 x 95cm(Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)

Diego cirulli 2017/Oil on canvas/84 x 65cm(Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)
また、パリのオペラ座、ミラノのスカラ座と並ぶ「世界三大劇場」のひとつとして名高い、ブエノス・アイレスのオペラ劇場「テアトロ・コロン」の舞台美術においてステージ・プロデューサーを務めている。さらにコンテンポラリー・ダンス・シアターの「Animales Danza Teatro」のステージデザイナー、アートディレクターとしても活動するなど、その才能をいかんなく発揮している。

Diego cirulli/2017/Pencil on paper/29.5 x 21cm (each drawings/Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)

Diego cirulli/2017/Pencil on paper/29.5 x 21cm (each drawings/Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)

Diego cirulli/2017/Pencil on paper/29.5 x 21cm (each drawings/Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)
本展は日本での初個展となるもので、約1年間かけて制作してきたキャンバス作品約20点を中心に、ドローイング作品11点、彫刻作品2点、VRを使用する3Dオーディオビジュアルインスタレーションなどを発表する。
また10月7日(土)には、ディエゴ氏を囲んでのオープニングレセプションが開催される。本人によるライブパフォーマンスのほか、アートディレクターの永戸鉄也氏とのトークショーも開催予定で、クリエーションの裏側や、作品の「謎」と「魅力」に迫る。

Diego cirulli/2017/Oil and wax on hard canvas 30 x 40cm(Unless otherwise stated, all images © Diego Cirulli Courtesy of the artist and 104GALERIE)
演劇の総合演出を務めるディエゴ氏が、展示空間をどう演出するのか。期待の初個展だ。
Diego Cirulli「The Thickness of Silence」
会期:2017年10月7日(土) – 12月10日(日)
時間:12:00〜20:00
休廊:水、10月16日(月)〜10月20日(金)
会場:104GALERIE 目黒区青葉台3-22-1 目黒ハイツ104/104GALERIE-R 目黒区大橋1-6-4 GARAGE
URL:www.104galerie.com
協力:BCgallery
[関連イベント]
■オープニング・レセプション
日程:2017年10月7日(土)
時間:18:00〜21:30
18:45〜 ライブパフォーマンス
19:00〜 ディエゴ・シルリ×永戸鉄也のトークショー
[プロフィール]
■Diego Cirulli(ディエゴ・シルリ)
1981年、アルゼンチン、リオネグロ州、バリローチェ生まれ。現在はブエノスアイレスを拠点に活動。ペインティングとドローイングをjosé Marchi、Villagran Brothers の元で学び、El Calor(The Heat)のアートセミナー、 Diana Aizemberg、Gabriel Baggio のポートフォリオレビューなどに参加。その後、国立美術大学研究所でビジュアルアーツの学士号を取得し、2006年、ブエノスアイレスに自身のアートワークショップ「Kalos」を立ち上げ、ディレクター・講師を務める。同時に劇場テアトロ・コロンのメンバーでもあり、コンテンポラリー・ダンス・シアターの「Animales Danza Teatro」のステージデザイナー、アートディレクターとしても活動する。 出版物に『21105 記憶空間の意義と再定義』がある。