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岡野弥生商店とカストリ書房で同時開催 “春画”と“四十八手”をテーマにした彫刻家兼子真一個展「the Couple」(台東区)

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2017年3月25日〜2017年4月1日 台東区
岡野弥生商店とカストリ書房で同時開催 “春画”と“四十八手”をテーマにした彫刻家兼子真一個展「the Couple」(台東区)
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文_編集部

彫刻家兼子真一氏の個展が、台東区西浅草の「岡野弥生商店」と千束の「カストリ書房」の2店舗で同時開催される。会期は2017年3月25日(土)から4月1日(土)まで。

Drawing「Love fortune 48」2017 一手 / 抱き地蔵 | NO.1 / Daki jizou(プレスリリースより)

Drawing「Love fortune 48」2017 一手 / 抱き地蔵 | NO.1 / Daki jizou(プレスリリースより)

兼子氏がつくる彫刻作品は、顔料を混ぜたセメントに着彩を施す作風が特徴的だ。セメントの風合いを残しながら色をワンポイント入れたもの、全身に極彩色をまとったもの。いずれの造形も、ダイナミックに躍動する瞬間が切り取られており、見るものを惹き付ける。

和合「円窓」2017(プレスリリース)

和合「円窓」2017(プレスリリースより)

歌川国虎「男女壽賀多」(1826年頃)。「円窓」の元となった、歌川国虎の春画のワンシーン。

歌川国虎「男女壽賀多」(1826年頃)。「円窓」の元となった、歌川国虎の春画のワンシーン。(プレスリリースより)

本店の会場となるのは、”粋な江戸土産”としてオリジナルブランド〈新吉原〉を取り扱う西浅草の「岡野弥生商店」と、昨年新吉原エリアにオープンした遊郭専門書店「カストリ書房」の2店舗だ。「岡野弥生商店」では「四十八手」をテーマに描き下ろした四十八枚のドローイング作品の新作を、「カストリ書房」では春画に着想を得た「the Couple」シリーズの彫刻とドローイングを展示する。

「the Couple」2017(プレスリリースより)

「the Couple」2017(プレスリリースより)

西浅草から千束へ、あるいは千束から西浅草へ、両会場を歩きつつ“色街の残り香まとう地”で展開される作品を堪能してみては。

人が誰かに触れる時、それは同時に、触れられているということだ。
相手に触れ、触れられ、時に絡まり、もつれる。
その姿は、まさに人と人との間にある『関係』の形ではないか。
僕は2013年より、この『関係の姿』に夢中になり、
彫刻・絵画・ドローイングのシリーズ「The Couple」を展開してきた。

「The Couple」は、「春画」における手足の表現を引用している。

大胆で感情的な、手足の絡まり。指先の触れ合い。
そして、それによって露わにされるさまざまな『関係の姿』。

本展のドローイング作品では、
もつれ合う関係を結ぶように、紙の上に線を結んでいる。

「The Couple」を通して、
自身をつくりあげている人・物事・世界との『関係』の存在に、
思いを巡らせてもらえたら嬉しい。

(兼子真一「the Couple」STATEMENTより)

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