渋谷区代官山の1/2 GALLERYで、本城直季氏の写真展「TOKYO/KYOTO 1/2展」が開催される。会期は2017年3月1日(水)から3月13日(月)まで。

© Naoki Honjo
本城氏は、大判カメラのアオリを利用し、実際の風景や人物をミニチュア・ジオラマのように見せる独特の手法で知られる写真家。2006年には、作品集「small planet」で木村伊兵衛賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得ている。
独自の視点と感性で空間を切り取り、新しい側面を気づかせてくれる本城氏。本展では、本城氏自身のセレクションによる作品とともに、特別にポラロイドカメラで撮りおろしたという写真も公開されるという。店舗の半分を1/2 GALLERYとして使用している「STALOGY LABORATORY TOKYO」のノスタルジックな空間にインスピレーションを得た作品だ。普段の本城氏とは異なるアプローチを見ることができる、貴重な機会となるだろう。
TOKYO/KYOTO 1/2展
会期:2017年3月1日(水)〜3月13日(月)
時間:11:00〜19:00
休廊:3月7日(火)
会場:1/2 GALLERY(STÁLOGY LABORATORY TOKYO内)
場所:渋谷区恵比寿西1-35-16 代官山アドブルビル1F
入場:無料
URL:http://stalogy.com/shop//
[プロフィール]
■本城直季
1978年東京生まれ。東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了。コミュニティーや人の介在を背景に生じている景色や建造物を、独特のスタイルで撮影。4×5判カメラのあおり、空撮、世界へ及ぶ広範なロケ地選定など、構築的に積み重ねられた要素が現すその柔らかな絵で注目される。写真集『small planet』(2006/リトルモア)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。『TREASURE BOX』(2010/講談社)、『Shinkirou』(2013/リトルモア)、『東京』(2016/リトルモア)、『京都』(2016/淡交社)主なコレクション先にメトロポリタン美術館、ヒューストン美術館がある。全日空 ANA の機内誌 「翼の王国」にて連載中。http://honjonaoki.com/