港区東新橋のパナソニック汐留ミュージアムで、近現代における日本の住宅建築約70作品を紹介する「日本、家の列島―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン」が開催される。会期は2017年4月8日(土)から6月25日(日)まで。

河内一泰、ハウスkn、2006年、撮影:ジェレミ・ステラ

中山英之、O邸、2009年、撮影:ジェレミ・ステラ
本展は、パリやブリュッセル、アムステルダムなどの各都市でヨーロッパで注目を集めた展覧会の巡回帰国展。企画を実現させたのは写真家のジェレミ・ステラ、建築家のヴェロニック・ウルスとファビアン・モデュイ、日本在住歴30年のマニュエル・タルディッツの4人のフランス人。彼らによって選定された多数の魅力的な写真や映像、ドローイング、スケッチ、模型が展示され、歴史的な名作住宅から近年の秀作まで約70作品が紹介される。

安藤忠雄、住吉の長屋、1976年、撮影:安藤忠雄
またゲストアーティストに名を連ねるのは建築家であり作家としても活動する坂口恭平氏。本展では、坂口氏の頭の中に建ち拡がる街と家のイメージを、極細ペンで表したドローイングを展示する。
独自の感性と住まいの伝統が息づき、理想の生活を実現してくれる近現代における日本の住宅建築の魅力を、是非感じてほしい。

吉村靖孝/窓の家/2013年 撮影:ジェレミ・ステラ
日本、家の列島―フランス人建築家が驚くニッポンの住宅デザイン
会期:2017年4月8日(土)〜2017年6月25日(日)
時間:10:00〜18:00(最終入場時間 17:30)
休廊日:水 (5月3日は開館)
※パナソニック リビング ショウルーム東京と定休日、閉館時間が異なっているため、ショウルーム定休日・17時以降ご利用の入り口は変更。館内マップ掲載の方法で入場可。
会場:パナソニック汐留ミュージアム
場所:東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
料金:一般 800円、65歳以上 700円、大学生 600円、中・高校生 200円 、小学生以下無料
※20名以上の団体は100円割引
※障害者手帳所持者および付き添い1名は無料
※5月18日(木)国際博物館の日は、全員無料
URL: http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/17/170408/
問い合わせ:03-5777-8600 (ハローダイヤル)
主催:パナソニック 汐留ミュージアム、朝日新聞社
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、国際交流基金、在日フランス商工会議所、一般社団法人日本建築学会、公益社団法人日本建築家協会、港区教育委員会
企画協力:ヴェロニック・ウルス(建築家)、ジェレミ・ステラ(写真家)、マニュエル・タルディッツ(建築家)、ファビアン・モデュイ(建築家)
会場構成:みかんぐみ
[関連イベント]
■展覧会記念講演会「ここがすごい!ニッポンの住宅建築」
日程:2017年4月8日(土)
時間:13:30〜15:00(開場13時)
会場:パナソニック東京汐留ビル5階ホール
定員:150名(要予約)
参加費:無料(本展の観覧券が必要)
出演:伊東豊雄(建築家)
モデレーター:五十嵐太郎(東北大学教授)
本展企画協力メンバー:ヴェロニック・ウルス、ジェレミ・ステラ、 マニュエル・タルディッツ、ファビアン・モデュイ
参加方法:公式サイトにて発表