アスリートを形作る様々な側面を紐解く企画展「アスリート展」が港区赤坂の21_21 DESIGN SIGHTにて開催される。会期は2017年2月17日(金)から6月4日(日)まで。

Adam Pretty「報道写真の視点」(Getty Images/公式サイトより)
目標に向かって真摯に取り組み、自己の限界を乗り越えていくアスリートたち。自身と向き合いながら努力を重ねることで生み出されるパフォーマンスには観る者の心を揺さぶる感動だけではなく、あらゆる分野で活動する人々へのヒントが数多く潜んでいる。

Howard Schatz「Ironman Champion Chrissie Wellington Human Body Study 1213」(Photograph by Howard Schatz from Schatz Images:25 Years/Glitterati, Inc. 2015/公式サイトより)
本展ではアスリートの躍動する身体を映像や写真で紹介するほか、体感型の展示を通して、身体や心理をコントロールする知覚、戦術における情報解析の先端技術、そして身体拡張を支えるスポーツギアなど、アスリートを形作る様々な側面をデザインの視点から紐解くものになっている。

Takram「アスリートダイナミズム」(技術協力:高橋啓治郎/公式サイトより)

稲本伸司「Analogy Learning」(構成:菅俊一、映像:Getty Images/公式サイトより)
また展示会ディレクターには、トップアスリートの経験を踏まえ様々な活動を行っている為末大氏、デザインエンジニアの緒方壽人氏、そして研究者であり映像作家の菅俊一氏が名を連ねている。会期中、2月25日(土)にはディレクターの3名によるオープニングトーク「アスリートの哲学」が開催される。このほか、追加プログラムは随時公式サイト内でアップデートされるそうなので、あわせてチェックを。
様々な分野で活躍する作家、企業、団体機関と協働で開催される「アスリート展」。さらなる高みへと挑み続ける「アスリート」の鼓動を体感して欲しい。
アスリート展
会期:2017年2月17日(金)〜2017年6月4日(日)
時間:10:00〜19:00(最終入場時間 18:30)
休廊日:火 (5月2日は特別開館)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
場所:港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
料金:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
※15名以上は各料金から200円割引
※障害者手帳所持者および付き添い1名は無料
URL: http://www.2121designsight.jp/program/athlete/
問い合わせ:03-3475-2121
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:スポーツ庁
協力:アシックススポーツ工学研究所、ゲッティイメージズジャパン株式会社、独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター
展覧会ディレクター:為末大、緒方壽人、菅俊一
企画協力:加藤孝司、村松亮
会場構成:工藤桃子+高橋真人
展覧会グラフィック:古屋貴広(Werkbund)
学術協力:加藤貴昭(慶應義塾大学)
参加作家:稲本伸司、imaginative inc.、大原大次郎、岡本憲昭、奥田透也、角田陽太、groovisions、ハワード・シャッツ、Takram、時里充、アダム・プリティ(Getty Images)、星野泰宏、細金卓矢、劉功眞(LIUKOBO)、LENS(岡田憲一、冷水久仁江)、渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)、他
参加企業:株式会社アシックス、SAPジャパン株式会社、株式会社オーエックスエンジニアリング、株式会社Xiborg、他
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■オープニングトーク「アスリートの哲学」
日程:2017年2月25日(土)
時間:14:00〜16:00
会場:21_21 DESIGN SIGHT
出演:為末 大、緒方壽人、菅 俊一
参加方法:公式サイトにて発表