千代田区神田司町の「TETOKA」で伊藤桂司氏と佐藤ブライアン勝彦氏による初の二人展「Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー」が開催される。会期は2016年12月2日(金)から2017年1月15日(日)まで。

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko
伊藤氏は、グラフィックワーク、アートディレクション、映像を中心に活動するアーティスト。写真を多用したコラージュ作品を多く生み出し、これまでにSoftBankキャンペーンヴィジュアル、NHK番組タイトル&セットデザイン、愛知万博EXPO2005世界公式ポスターをはじめ、多くの広告、書籍、音楽関係のアートディレクションやグラフィックワーク、映像を手がけてきた。

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko
佐藤氏は1990年代前半から、東京を拠点に元リズムキングスのドラムとして活動する一方、『Number』や『SMスナイパー』、『BACHELOR』、『BURST HIGH』 、『Alternative』などの雑誌でイラストレーションを手がけてきた。2001年より地元の仙台市に活動の拠点を移し、近年では国内のほか、Go Gallery(オランダ)、ILLUSUTRATIVE ZURICH 2008(スイス)、Copro Nason Gallery(ロサンゼルス)など、海外でも作品を発表している。

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko
本展では、二人の共通する制作手法である「コラージュ」を軸に、大小・新旧のコラボレーション作品と、それぞれのソロ作品を合計約20点ほど発表予定だ。会期の初めと終わりにはそれぞれ作家も在廊するオープニング・レセプション、クロージング・レセプションが行われるほか、新春の2017年1月4日(水)には新春餅つき大会も開催される。

© Keiji Ito, Sato Brian Katsuhiko
伊藤桂司×佐藤ブライアン勝彦
「Alligatoo Boogaloo アリガトーブーガルー」
会期:2016年12月2日(金)-2017年1月15日(日)
時間:16:00〜23:00
休廊:水、年末年始
会場:TETOKA
場所:千代田区神田司町2-16 楽道庵1F
URL:http://tetoka.jp/archives/3928
[関連イベント]
■オープニング・レセプション
作家来廊
日程:2016年12月2日(金)
時間:19:00〜21:00
■新春餅つき大会
日程:2017年1月4日(水)
時間:14:00
■クロージング・レセプション
作家来廊
日程:2017年1月15日(金)
時間:18:00〜21:00
[プロフィール]
■伊藤桂司(いとう・けいじ)
1958年、東京生まれ。グラフィックワーク、アートディレクション、映像を中心に活動。2001年度東京ADC賞受賞。
ロッテルダム映画祭、「Active Wire」(ソウル:Haja Center)、「CLOSE UP of JAPAN展」(ブラジル:サンパウロ美術館)、「Buzz Club-News from Japan」(ニューヨーク:P.S.1 / MoMA)、「Art Stage Singapore 2014」(Marina Bay Sands)をはじめ国内外のグループショウに多数参加、ギャラリー360°等での個展多数。
テイ・トウワ、スチャダラパー、バッファロー・ドーター、木村カエラ、キリンジ、PES、高野寛、ohana、オレンジペコー、東京ザヴィヌルバッハ、ボニー・ピンク、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、コカコーラ・コーポレイトカレンダー、NHKの番組タイトル&セットデザイン、阪急うめだ本店 メイン・ウィンドウ、SoftBankやイギリスのクラヴェンデールなどのキャンペーンヴィジュアル他、活動は多岐に渡る。
作品集は『LA SUPER GRANDE』(ERECT LAB.)、『TAPES – SUPER CASSETTE SOUNDS 2』(UFB)他多数。京都造形芸術大学教授。UFG代表。
http://www.site-ufg.com
■佐藤ブライアン勝彦(さとう・ぶらいあん・かつひこ)
1968年仙台生まれ。1993年より独学で絵画を学ぶ。これまでに、雑誌『Number』、『SMスナイパー』、『BACHELOR』、『BURST HIGH』、『Art Alternative』などでのイラストや、ラフォーレ原宿XMAS LIVE POSTER(2000年)、 ローリー寺西「ジャングルブッダ」(2000年)のアートワークを手がける。
大船渡市立博物館(岩手/2013年)、LAPNETSHIP(東京/2000年)、吉祥寺パルコ(東京/1997年)での個展や、Go Gallery(オランダ/2011年)、ILLUSUTRATIVE ZURICH 2008(The Zurich Messehalle、スイス/2008年)、Copro Nason Gallery(ロサンゼルス/2000年、2003年)、ギャラリー・ショウ・コンテンポラリーアート(東京/1995年、1996年、2004年)でのグループ展に参加し、積極的に作品を発表。
作品集に『LIFE OF BRIAN』 (グラフィカ編集室刊)、『Life and Days through 311』(グラフィカ編集室刊) 等。
受賞歴として、第68回ザ・チョイス準入選 河村要助選(1993年)、URBANART#5 佳作(1996年)、第88回ザ・チョイス入選 横尾忠則選、ザ・チョイス年度賞入賞(1997年)、第150回ザ・チョイス入選 湯村輝彦選(2007年)、第154回ザ・チョイス入選 木継則幸選、ザ・チョイス年度賞入賞(2008年)。
http://go-kat.seesaa.net