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なぜ神田古書店街は焼けなかったのか 神保町シアター&東京都写真美術館ホールで映画『ウォーナーの謎のリスト』(千代田区・目黒区)

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2016年10月29日〜2016年11月13日 千代田区,目黒区
なぜ神田古書店街は焼けなかったのか 神保町シアター&東京都写真美術館ホールで映画『ウォーナーの謎のリスト』(千代田区・目黒区)
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文_編集部

千代田区神田神保町の映画館「神保町シアター」および、目黒区三田の「東京都写真美術館ホール」で、映画『ウォーナーの謎のリスト』が上映される。期間は神保町シアターが2016年10月29日(土)から11月4日(金)、東京都写真美術館ホールが2016年11月5日(土)から11月13日(日)まで。

『ウォーナーの謎のリスト』キービジュアル

『ウォーナーの謎のリスト』キービジュアル

映画『ウォーナーの謎のリスト』は、第2次世界大戦の折、日本の文化財151ヶ所のリストを作り、戦禍から救う功績を果たしたとされる米国人美術家ラングンドン・ウォーナーの軌跡を追ったドキュメンタリー作品だ。

戦時中、空襲を受けなかった神田古書店街の一画。その影には、日本の文化財を救おうとした外国人の姿があったという。本作では、歴史の表舞台に出ることのない、戦争回避の舞台裏を描いている。以下が本作のあらすじである。

〈あらすじ〉

世界一の本の街神田古書店街。古書店の数はおよそ180店。
実はこの街の靖国通り沿いの一画は、第2次世界大戦中空襲を受けなかった。そこには、親日家のロシア人セルゲイ・エリセーエフが関与、マッカーサーに空爆をしないよう進言をしたと作家司馬遼太郎は自書「街道がゆく」の中で書いている。それは真実なのか?追求して行くと、同じように文化財を戦禍から救った英雄として称えられているアメリカ人ラングドン・ウォーナーに行き着く。彼は太平洋戦争当時、空爆すべきでない地名のリスト、「ウォーナー・リスト」を作成し、米政府に進言、京都や奈良を始め多くの日本文化を救ったとされている。しかし、京都が救われたのは、原爆投下第一号の候補地だったからという資料が浮かび上がる。原爆投下の委員長であったヘンリー・スティムソンが頑に反対をしたからというのである。果たしてそれは本当なのか?そしてまた、ウォーナーは、朝河貫一と一緒に第2次世界大戦回避のためルーズベルトと天皇をも動かしたという。しかし、その努力は実らず日本は太平洋戦争に突入してしまう。戦争回避の舞台裏。米国に残る新資料と証言によって今まで語られることのなかった事実を伝える。さらに「ウォーナー・リスト」によって救われたとされる国宝を始めとする数々の文化財。それらを見つめ「戦争と平和」を改めて問い直す。
公式サイトより)

果たして真実はどこにあるのか。見慣れた街並みの裏側に、知られざる過去が浮き彫りになってくる。東京の街を別角度から知り得る、貴重なドキュメンタリー作品だ。

またタブロイド紙『週刊読書人』(2016年10月28日号)では「神田神保町の古書店街は、なぜ空襲を受けなかったのか 逢坂剛・金髙謙二対談」として、本作の監督である金髙氏と、神保町に長らく事務所を構える作家、逢坂氏の両名の対談を掲載している。本作を観る際の副読本としておすすめしたい。

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