2016年10月19日〜2016年11月7日 世田谷区
古典芸術を現代風に昇華させる 代沢QUIET NOISE arts and breakで天野タケル氏個展「Icônes III」(世田谷区)
文_編集部
画家、彫刻家の天野タケル氏の個展「Icônes III」が、世田谷区代沢のQUIET NOISE arts and breakにて開催されている。会期は2016年11月7日(月)まで。
1977年東京生まれの天野氏は、ニューヨークで版画を学んだのち、2000年以降は絵画・彫刻を基本にデザインやVJなど様々なフィールドで活躍している。古典を踏まえたうえで新しい形を常に模索する姿勢に、あらゆる分野から注目が集まっている。

展覧会の様子(ギャラリーFacebookより)
本展は、2016年4月にパリで開かれた“Icônes”、7月に香港にて開かれた“Icônes II”につづく第3弾。宗教画や静物画、バニタスといった芸術史を継承し、それらを“Icônes”(アイコン)として表現する。今回は特に女神たちにフォーカスを当てた作品を展示。艶かしくもシンプルな造形は伝統の裸婦画のスタイルではありながら、現代のグラビアなどをモチーフとしている。現代や未来のアートを具現化する、天野氏の新たな表現手法がつまった展覧会となっている。
Icônes III
会期:2016年10月19日(水)〜11月7日(月)
休廊日:火曜
時間:11:00〜20:00
入場料:無料
会場:QUIET NOISE arts and break
場所:世田谷区代沢2-45-2 1F
URL:http://www.quietnoise.jp/event/takeru-amano-exhibition-icones-iii.html