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第5回のゲストは永瀬沙世 渋谷SPBSで編集者・岡本仁による連続講座「誰でも撮れて、誰でも発信できる時代の写真“論”」vol.5(渋谷区)

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2016年10月2日 渋谷区
第5回のゲストは永瀬沙世 渋谷SPBSで編集者・岡本仁による連続講座「誰でも撮れて、誰でも発信できる時代の写真“論”」vol.5(渋谷区)
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文_編集部

奥渋谷の“SPBS”こと「SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS」で、編集者・岡本仁がホストを務めるトークイベント「誰でも撮れて、誰でも発信できる時代の写真“論”」の第5回が開催される。ゲストは写真家の永瀬沙世。日程は2016年10月2日(日)。

左:岡本仁氏、右:永瀬沙世氏。

本講座は本年4月からスタートした連続講座で、写真家として生計を立てながら、なおかつSNSでも撮影した写真を発信している写真家を招いて、そのスタンスや、写真との関わりなどを岡本氏が公開インタビューするトークイベント。これまでに濱田英明氏、宇壽山貴久子氏、奥山由之氏、大森克己氏が登壇し、それぞれの写真論を展開してきた。

第5回となる今回は、写真家の永瀬氏が登場する。『青の時間~THROUGH THE LOOKING-GIRL~』(2006年/プチグラパブリッシング)、『Water Tower』(2011年/Yomogi Books)、『Asphalt & Chalk』(2011年/スウェーデン/Librarian)、『White Flowers』(2012年/Twelve books &Yomogi Books)、『PINKLEMONADE』(2013年/スウェーデン/Librarian)、『FOLLOW UP 追跡 -JOO2E3-』(2014年/Yomogi Books)などの作品集を出版し、この8月に新作『SPRITE』(Yomogi Books)を発表した。

『SPRITE』(Yomogi Books/SPBS Instagramより)

1990年代後期、カメラが内蔵された携帯電話が登場し、さらに2000年代後期、スマートフォンの普及でインターネットに常時接続できる環境が整った。これにより、撮影した写真は、瞬時に全世界中に共有されるようになった。

SPBS外観。(SPBS Facebookより)

そうした時代において、写真家たちはどう写真と向き合っているのか。本講座では、第一線で活躍する写真家たちの生の声を聞くことができる。さらに、長きにわたり雑誌編集の現場で写真家と関わり続けてきた岡本氏のインタビュー術にも注目したい。申込は公式サイトのフォームから。

25年ほど雑誌の編集に関わってきました。写真と文章とデザインについて、それぞれに並外れた才能を持った人たちとともに雑誌をつくる現場に居たので、写真が好き、文章を書くのが好き、デザインへの興味が尽きないということが個人的にあっても、それは自分の役割ではないと、長い間、考えていました。いまは「iPhone」で自分自身が撮影した写真を使い、自分で文章を書く紀行文などを雑誌に連載しています。いつの間にか、自分がやるべきことではないはずの行為が、やらなくてはならない行為になっていました。それと同時に、インスタグラムを楽しむようになってからは、自分の写真への興味の持ち方が大きく変化したとも感じています。撮影したものをトリミングして色調などを細かく調整することに、写真の本質が隠されているのではないかなどと推測してみたり、「写真」とは何なのか、自分がスマートフォンで撮ったものは「写真」と呼んでいいのかなどと、いろいろな思考が頭の中でグルグルまわり始めました。

どうやらぼくは、いま自分の人生の中でいちばん強く写真に惹かれている時期にあるようです。写真を観る人によって深く考察され論じられた「写真論」を読むのではなく、写真を撮る人が体得した感覚を自ら語る「写真論」を聞かせてほしいのです。誰もが、写真を撮るための道具を四六時中肌身離さず持ち歩いていて、インスタグラムなどを通じてその写真を発表することができます。いまほど、写真を撮る行為が誰にとっても身近な、いや、写真を撮るという意識すら持たずに誰もが写真を撮るということは、かつてなかったはず。では、こういう時代にプロフェッショナルな写真家たちはいったい何を考えているのでしょうか。

2016年3月7日 岡本仁

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