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いましろたかし×いまおかしんじ×松江哲明×山下敦弘×大橋裕之らがおくる自主制作映画が誕生! ポレポレ東中野で映画『あなたを待っています』上映(中野区)

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2016年9月24日〜1999年11月30日 中野区
いましろたかし×いまおかしんじ×松江哲明×山下敦弘×大橋裕之らがおくる自主制作映画が誕生! ポレポレ東中野で映画『あなたを待っています』上映(中野区)
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文_編集部

中野区東中野にある映画館「ポレポレ東中野」でハリケーン企画の自主制作映画第1作『あなたを待っています』の上映がスタートする。上映期間は2016年9月24日(土)から10月中旬を予定。最終日未定。

『あなたを待っています』キービジュアル

漫画家の大橋裕之氏が主演を務める本作。漫画家のいましろたかし氏の企画・原案をもとに、映画監督で脚本家のいまおかしんじ氏が監督を務める。プロデューサーには、ともに映画監督の松江哲明氏と山下敦弘氏が名を連ね、劇中音楽はロックバンド「オシリペンペンズ」が担当。エンディングテーマには坂本慎太郎の『めちゃくちゃ悪い男』を起用している。

『あなたを待っています』スチールより

いましろ氏が「映画の制作会社を作りたい」と、松江氏、山下氏にもちかけたことが制作のきっかけになったという本作。映画業界の現状を知る松江氏、山下氏にとっては、制作会社をつくることは妥当とは思えなかったが、いましろ氏の映画制作への熱意を受けてまずは自主映画制作を作ってみては、と提案した。両名が共同監督として関わったテレビドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』の印税を使い、制作を行うことをすすめたという。

『あなたを待っています』スチール

『あなたを待っています』スチールより

松江氏、山下氏はプロデューサーとなり、監督にピンク映画界の異才・いまおか氏を、主演には「演技なんてできない」という漫画家の大橋氏を起用した。また大橋氏の意見を得て、主演女優には山本ロザ氏が選ばれた。

『あなたを待っています』スチールより

『あなたを待っています』スチール

『あなたを待っています』スチールより

『あなたを待っています』スチール

『あなたを待っています』スチールより

『あなたを待っています』スチール

『あなたを待っています』スチールより

こうして「ギャラもスタッフ、キャストも全員一律○円」という映画が完成した。予告編では、ポレポレ東中野の巨大看板を手描きで作製するいましろ氏と大橋氏の姿が映し出されている(撮影は松江氏)。

8月31日に行われた先行上映会では特典グッズ付きのチケットが早々に完売し、その人気の高さを伺わせた本作。映画人たちの熱が詰まった、ハリケーン企画初の自主制作映画の誕生だ。

以下は本作に向けた松江氏のコメント。制作までの流れや本作への思いが込められているので、鑑賞前にぜひ一読を。

2015年秋、僕と山下君にいましろさんから「映画の制作会社を作りたい」という相談があった。「こんなにインディペンデント映画が作られているのに、制作を請け負う会社がないのはおかしい」と思ったそうだ。僕らはまず、大きな誤解をしていると思った。いましろさんが思っているほど映画界には未来がない。インディペンデント映画が盛んなのは事実かもしれないが、彼らは勝手に作って公開しているだけだ。いましろさんが会社を作ったところで共同作業ができるとは思えない。

山下君と「困ったねぇ」と顔を見合わせたのだが、いましろさんは映画を作りたくて仕方がなさそうだ。そこで僕は「まずは会社を作る前に自主映画を作ってみませんか?いきなり会社はリスキーですよ。数十万あればとりあえず完成まではいけますから」と提案した。そして「お金、出しますよ」とつい口を滑らせてしまったのだ。一瞬、山下君が「なに?」という表情をしたが、共同監督をした『山田孝之の東京都北区赤羽』の印税がいくら振り込まれているかは知っている。二人で半々だったから。「いましろさんの映画が見れるのなら安いじゃないか、ねぇ山下君」。

一気に場が盛り上がってしまい、「いましろ映画童貞を奪うのは僕らじゃなくていまおかさんでしょう」ということで監督も勝手に決定。それから新宿の西武に集まって話し合い、いつの間にかいまおかさんといましろさんが書いた脚本が出来上がってて、「芝居なんてできないですよ」という大橋さんを説得し、山下君が「こないだ舞台ですごい独特としか言いようがない女優さんを見た」と言った山本ロザさんが出ることになり、ギャラもスタッフ、キャストも全員一律○円という恐ろしい条件にもかかわらず、いろんな人が集まってくれた。いまおかさんといましろさんの人脈のおかげだ。そしてみんなが「なんか面白そうだから」と言ってくれたことが嬉しかった。ラッシュにはプロが真剣に遊んだ結果が映っていた。山下君が「久々にいい映画を見たわ」と言っていたが、僕も同感だ。

あの居酒屋での盛り上がりが撮影の間も、仕上げも、そして上映の準備をしている今も続いている気がする。それがお客さんにも伝わったら嬉しい。

プロデューサー 松江哲明

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