豊島区雑司が谷の鬼子母神商店街とその周辺で開催される「第34回 鬼子母神通り・みちくさ市」。古書店が街じゅうに溢れるこの催しのなか、クリエイターを招いてのトークイベント「『作品と商品』のあいだ~表現という仕事のリアルな現場の話~」が今回も行われる。ゲストは映画監督の真利子哲也氏。日程は日程は2016年9月19日(月・祝)。

みちくさ市会場の様子

みちくさ市会場の様子
本トークイベントは、東北新社のCMディレクターである中野達仁氏がゲストとともに、現代におけるクリエイターとものづくりの在り方を探るもの。聞き手は編集者の武田俊氏が務める。
第7回のゲストである真利子氏の最新作は、現在も全国で上映中の柳楽優弥氏が主演する映画『ディストラクション・ベイビーズ』。国内はもちろん、海外での評価も高く、ヨーロッパを代表する国際映画祭である「第69回ロカルノ国際映画祭」の新進監督コンペティション部門では最優秀新進監督賞を受賞した。
中野氏と武田氏、両名のアシストにより、クリエイターの貴重な話が聞き出せる「作品と商品のあいだ」。映像作品を手がけるクリエイターや、真利子氏の作品が好きという方にも楽しめるイベントだ。
なお、公式ブログ内から事前予約すると1000円、当日の観覧は1200円となっている。必ず席を確保するためにも、事前のお申し込みをお忘れなく。
みちくさ市連続講座 season2
『作品と商品』のあいだ~表現という仕事のリアルな現場の話~
日程:2016年9月19日(月・祝)
時間:13:30〜15:00(開場13:10)
会場:雑司が谷地域文化創造館 第2会議室
場所:東京都豊島区雑司が谷3-1-7
料金:予約 1000円、当日 1200円 ※当日支払い
講師:中野達仁(東北新社 / CMディレクター)
ゲスト:真利子哲也(映画監督)
聞き手:武田俊(編集者)
予約:下記URLより参加をクリック
URL:http://kmstreet.exblog.jp/18596651/
[『作品と商品』のあいだ~表現という仕事のリアルな現場の話~について]
■現在までのゲスト/第1回:ゲストなし/第2回:澤部渡さん(スカート)/第3回:桑島十和子さん(美術監督「下妻物語」「告白」他)/第4回:森山裕之さん(元クイックジャパン編集長)/第5回:タブレット純さん(歌手・お笑い芸人)/第6回:高橋靖子さん(スタイリスト)
[プロフィール]
■真利子哲也(まりこ・てつや)
1981年、東京生まれ。法政大学在学中に8mmフィルムで自主制作した短編『極東のマンション』『マリコ三十騎』が、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭で2年連続グランプリ受賞。東京藝術大学大学院の修了作品『イエローキッド』、つづく『NINIFUNI』は国際的にも高い評価を受ける。最新作は柳楽優弥主演『デストラクション・ベイビーズ』。本年度、ロカルノ国際映画祭にて新鋭監督コンペティション部門の最優秀新人監督賞を受賞。
■中野達仁(なかの・たつひと)
1964年、福岡生まれ。(株)東北新社・CMディレクター。主な仕事はベネッセ ”たまひよ“シリーズ、YKK AP、三井住友銀行、グリコ、ホクトのきのこなど。MVではGOING UNDER GROUND「トワイライト」「同じ月を見てた」、コーヒーカラー「人生に乾杯を!~別れの曲~」などがある。
■武田俊(たけだ・しゅん)
1986年、名古屋市生まれ。編集者、メディアプロデューサー。roomie編集長、元KAI-YOU, LLC代表、元TOweb編集長。NHK「ニッポンのジレンマ」に出演ほか、講演、イベント出演も多数。