logo_s

原美術館だけの撮りおろしヌードが77枚 篠山紀信展「快楽の館」(品川区)

  • twitter
  • facebook
  • instagram
  • contact
EVENT
東京のあらゆるカルチャーにまつわるイベント情報をお届け。
2016年9月3日〜2017年1月9日 品川区
原美術館だけの撮りおろしヌードが77枚 篠山紀信展「快楽の館」(品川区)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
文_編集部

1960年代から現在まで常に写真界の先頭を走り続けてきた篠山紀信氏の個展「快楽の館」が、北品川の原美術館にて開催される。会期は2016年9月3日(土)から2017年1月9日(月・祝)まで。

M_KSHM_図版1

篠山紀信「快楽の館」2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016

篠山紀信氏の個展といえば、2012年より全国各地の美術館を巡回中の「篠山紀信 写真力」展を思い浮かべるかもしれないが、本展はまったく異なるコンセプトによって原美術館だけで開催されるユニークな展覧会。原美術館を篠山氏がカメラによって「快楽の館」に変貌させるというテーマで、33名のモデルを起用した77点のヌード写真を展示。作品はすべて撮りおろしの新作で、どれも原美術館で撮られたものだ。実在の空間と展示された写真の中の空間が交錯し、恥美で幻惑的な世界を紡ぎだしている。

M_KSHM_図版3

篠山紀信「快楽の館」2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016

日本大学芸術学部の卒業制作から現在に至るまで数多くのヌードを撮ってきた篠山氏は、人が“裸であること”から創りだし得る表現に今も挑戦を続けている。本展でも、原美術館を舞台に「快楽の館」を創りだすために、全作品の主題をヌードで一貫させたという。展覧会入れ替えの休館期間を利用して、作品のない空っぽの展示室や、通常は公開されない屋上、竣工当時(1938年)の面影が残る階段、木々が繁り落葉が舞う庭など、篠山紀信は館内のあらゆる場所でヌード写真を撮影。森村泰昌氏、宮島達男氏、奈良美智氏など常設展の作品との、まさに原美術館でしかできないコラボーレーションも実現した。

M_KSHM_図版5

篠山紀信「快楽の館」2016 年 ⓒKishin Shinoyama 2016

開催にあたって篠山氏のコメントが寄せられているので、鑑賞の前後にぜひ一読してみてほしい。

美術館は作品の死体置き場、
死臭充満する館に日々裸の美女が集う。
美女たちの乱舞、徘徊、錯乱、歓喜、狂乱、耽溺……
あらゆる快楽がこの館でくりひろげられる。
幻蝶が舞う夢と陶酔の館。
この祝祭は初秋の夜にはじまり、歳明け、厳冬の朝に散る。
たった 4ヶ月余の一度だけの狂宴。
お見逃し無く。
2016年 篠山紀信

関連記事

EVENT

  • 宇野薫氏によるアパレルブランド〝100A〟のポップ...
    2019年6月21日
  • モンスターが入り乱れるソロ・エキシビジョン“TOM...
    2019年4月18日
  • 真冬の下北沢で、本格派のアウトドアサウナが限定オー...
    2018年12月19日
  • 上野公園の野外ステージで、音楽フェス「SHAKE ...
    2018年10月19日
  • 裏原宿の「FANZA」ギャラリーのシリーズ個展・第...
    2018年9月22日

RANKING

  • no.1
    大学堂ラストラン!東京下町の移動アイスクリーム&ホットドック屋が41年...
  • no.2
    吉原で知る日本の性風俗史 “お歯黒どぶ”の縁でカストリ書房が伝えたい...
  • no.3
    祭りが生まれる時:下町のレイヴ、錦糸町河内音頭大盆踊りが鳴らすビート
  • no.4
    〈フォトレポート〉白熱の西浅草 平成29年浅草神社例大祭「三社祭」
  • no.5
    歌謡祭とエイサーの融合!「杉並方南歌謡祭&みんなで踊ろうエイサー」
PAGE TOP