「土木」にテーマを絞ったイベント「土木展」が、港区赤坂の「21_21 DESIGN SIGHT」で開催されている。会期は2016年9月25日(日)まで。

「土木展」キービジュアル
私たちが暮らす環境を支える「土木」。道路や鉄道などの交通網、携帯電話やインターネットなどの通信技術、上下水道、災害に対する備えなど、もはや必要不可欠な存在だ。しかし、私たちの毎日の暮らしに深く繋がる土木の存在を実感する機会は多くないのが実情だ。

「渋谷駅解体」田中智之(イベントWEBページより)
本展は、これらを改めて見つめ直し、人々がより良い未来を考えるきっかけを提供するもの。展覧会ディレクターには、全国の駅舎や橋梁の設計、景観やまちづくりなどのデザインを手がけ、土木と建築分野に精通する建築家の西村浩氏を迎える。

「霊山トンネル」西山芳一(イベントWEBページより)

「現場で働く人達 開削。掘る。」 株式会社 感電社+菊池茂夫(イベントWEBページより)
また、土木のエキスパートたちによる展覧会企画チームと、参加作家のデザイナーやアーティストがリサーチを行ない、幅広い人々がより深く土木を知れるような作品を多数展示する。参加参加および団体は以下のとおり。
〈参加作家・参加団体〉
EAU、株式会社感電社+菊池茂夫、柿木原政広、桐山孝司、桒原寿行、康 夏奈(吉田夏奈)、GSデザイン会議+岩本健太、設計領域、田中智之、田村圭介+昭和女子大学環境デザイン学科 田村研究室、ドローイングアンドマニュアル、西山芳一、公益社団法人 日本左官会議、八馬 智、ヤックル株式会社、ヤマガミユキヒロ、横山裕一、ライゾマティクスリサーチ、ワークヴィジョンズ、WOW、渡邉竜一+ローラン・ネイ、403architecture [dajiba] ※敬称略
地形や自然環境は各地で異なり、人々が活動するために必要な社会基盤もまた地域によって異なる。本展は、日々の生活の根底を支えるデザインを伝え、生活環境を整えながら自然や土地の歴史と調和するデザインについて考えていく。
「土木展」
期間:2016年6月24日(金)〜9月25日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
場所:港区赤坂9-7-6 (東京ミッドタウン内)
開館時間:10:00〜19:00(入場は18:30まで)
*4月28日(木)は関連プログラム開催に合わせて22:00まで開館延長(最終入場は21:30)
休館日:火曜日(3月15日、5月3日は開館)
入館料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
*15名以上は各料金から200円割引
*障害者手帳をお持ちの方と、その付き添いの方1名は無料
URL:http://www.2121designsight.jp/program/civil_engineering/index.html
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:文化庁、経済産業省、国土交通省、スイス大使館、東京都、渋谷区、港区教育委員会
助成:サカエ・シュトゥンツィ基金
特別協賛:三井不動産株式会社
協賛:東京急行電鉄株式会社、東急不動産株式会社
協力:キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社、キヤノンプロダクションプリンティングシステムズ株式会社
参加作家・参加団体:EAU、株式会社 感電社+菊池茂夫、柿木原政広、桐山孝司、桒原寿行、康 夏奈(吉田夏奈)、GSデザイン会議+岩本健太、設計領域、田中智之、田村圭介+昭和女子大学環境デザイン学科 田村研究室、ドローイングアンドマニュアル、西山芳一、公益社団法人 日本左官会議、八馬 智、ヤックル株式会社、ヤマガミユキヒロ、横山裕一、ライゾマティクスリサーチ、ワークヴィジョンズ、WOW、渡邉竜一+ローラン・ネイ、403architecture [dajiba]