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“本”を彫刻作品として捉えなおした体験型インスタレーション 銀座ガーディアン・ガーデンで飯田竜太個展「本棚のアーケオプテリス」(中央区)

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2016年8月30日〜2016年9月16日 中央区
“本”を彫刻作品として捉えなおした体験型インスタレーション 銀座ガーディアン・ガーデンで飯田竜太個展「本棚のアーケオプテリス」(中央区)
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文_編集部

彫刻家・飯田竜太氏の展覧会「本棚のアーケオプテリス – Archaeopteris in The Bookshelf –」が、中央区銀座のガーディアン・ガーデンにて開催される。会期は2016年8月30日(火)から9月16日(金)まで。

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「Forest in the Bookshelf / 2015」

本展は、ガーディアン・ガーデンが開催してきた「The Second Stage at GG」シリーズの第43弾として開かれるもの。このシリーズは、若手表現者を応援するガーディアン・ガーデンの公募展入選者の中から、各界で活躍する作家のその後の活動を伝えるための個展となっている。

今回ギャラリーを飾る飯田氏の作品は、本を「読む」ことではなく「切る」「彫る」ことで本の新たな側面を見せてくれる独自のもの。

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「歪曲の参稼 / 2016」

本展のテーマは「本棚」。紙の原料である木材から本の形を彫り出して本棚に並べ、情報が含まれる以前の本棚を制作。そして本を文字情報から解放された一つの彫刻として完成させる。また、この作品に至る以前の異なるアプローチの彫刻作品を、写真や映像でも展示する。

以下は、飯田氏自身により寄せられたコメントだ。

アーケオプテリスとは、世界最古の木といわれ、はじめに太い幹を持った木とされています。地球の大地に初めて影を落とした木ともいえます。情報を伝えるために用いた最初の素地としての紙、そして文字。それらは意思伝達のはじまりの形とも捉えることができます。そんな知の集合体である本棚を眺めているとき、本棚にある本を、書物である前に植物であると感じる人はあまりいません。情報のあり方と人の体感を、彫刻という手法を用いて明らかにしようと試みたのが今回の作品です。「体感できる自然」は、文字を含有した「本」、つまりオリジナルとコピーの差延が存在していることが明示されているものだと考えられます。物質を変更する彫刻的行為は、意味を明らかにする彫刻の恣意性を含んでいます。意味を含有していない「本を模した彫刻」は、視覚以外の様々な情報を体感する鍵となり、「アーケオプテリスの森」を体感できるのではないかと思っています。

私たちが普段から身近に接している「本」について、新たな視点で触れることのできる機会となりそうだ。

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