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『青い山脈』や『伊豆の踊子』など38作品を一挙上映 ラピュタ阿佐ヶ谷で「溌剌〈HA・TU・RA・TU〉たる昭和の女たち ー脚本家 井手俊郎のめくばせー」(杉並区)

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2016年6月12日〜2016年8月13日 杉並区
『青い山脈』や『伊豆の踊子』など38作品を一挙上映 ラピュタ阿佐ヶ谷で「溌剌〈HA・TU・RA・TU〉たる昭和の女たち ー脚本家 井手俊郎のめくばせー」(杉並区)
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文_編集部

杉並区阿佐谷北の映画館「ラピュタ阿佐ヶ谷」で、脚本家・井手俊郎をフィーチャーした特集上映「溌剌〈HA・TU・RA・TU〉たる昭和の女たち ー脚本家 井手俊郎のめくばせー」が開催される。上映期間は2016年6月12日(日)から8月13日(土)まで。

『斑女』©1961 松竹株式会社

『斑女』©1961 松竹株式会社

名作『青い山脈』や『伊豆の踊子』など、数多くの良質な脚本を世に送り出した脚本家・井手俊郎氏。井手氏は1949年(昭和24)に、石坂洋次郎の小説を脚色した『青い山脈』(原節子、池部良主演)で脚本家デビューを果たした。以降、彼は都会や農村で懸命に生きる人々の姿を捉えながら、笑い、涙、そしてロマンスを織り込み、社会問題までを取り上げる大衆のための映画を作り続けてきた。俳優は逞しく、スター女優は可憐にふるまう。そうした作品の数々は、戦後の日本を生きる人々を支える娯楽作品となった。

ラピュタ阿佐ヶ谷では、その膨大な作品群のなかから選りすぐりの38作品を9週間にわたり一挙上映する。原節子、吉永小百合、美空ひばり、岡田茉莉子、司葉子、酒井和歌子など、昭和を代表するスター女優による、華やかで繊細な演技の数々は一見の価値ありだ。

『四つの恋の物語』©日活

『四つの恋の物語』©日活

また『青い山脈』のほかにも、『若い娘たち』『丘は花ざかり』などの石坂洋次郎原作の映画も必見だ。『河のほとりで』では味わい深い中年男女の恋愛に若さを見出して原作者からも称賛を得、その実力を遺憾なく発揮した。

また、巨匠とタッグを組んだ傑作も取り上げる。成瀬巳喜男監督による『夫婦』、『妻』、『女の中にいる他人』や、久松静児監督による『警察日記』『月夜の傘』など。監督によって、井手脚本がどのように解釈されているかを鑑賞するのも通の楽しみではないだろうか。

上映は1日に3〜4作品ほど。スケジュールは公式サイトを参考にしてほしい。

〈上映作品〉

『警察日記』(1955年/久松静児)
『青い山脈』(1949年/今井正)
『続 青い山脈』(1949年/今井正)
『夫婦』(1953年/成瀬巳喜男)
『美貌の都』(1957年/松林宗恵)
『若い娘たち』(1951年/千葉泰樹)※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『妻』(1953年/成瀬巳喜男)
『斑女』(1961年/中村登)
『月夜の傘』(1955年/久松静児)※16mm
『大出世物語』(1961年/阿部豊)
『丘は花ざかり』(1952年/千葉泰樹)※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『大笑い大福帳』(「落語長屋は花ざかり」改題短縮版)(1954年/青柳信雄)
『お父ちゃんは大学生』(1961年/吉村廉)
『燈台』(1959年/鈴木英夫)
『銀座の恋人たち』(1961年/千葉泰樹)※NEW
『青い山脈』(1963年/西河克己)
『ゲンと不動明王』(1961年/稲垣浩)
『伊豆の踊子』(1963年/西河克己)
『おふくろ』(1955年/久松静児)※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『河口』(1961年/中村登)
『風と樹と空と』(1964年/松尾昭典)
『香港の夜 A NIGHT IN HONGKONG』(1961年/千葉泰樹)
『海の情事に賭けろ』(1960年/野口博志)
『誘惑』(1957年/中平康)※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『こんにちわ20才』(1964年/森永健次郎)
『古都』(1963年/中村登)
『愛情の決算』(1956年/佐分利信)
『河内カルメン』(1966年/鈴木清順)
『河のほとりで』(1962年/千葉泰樹)※東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵作品
『四つの恋の物語』(1965年/西河克己)
『肉体の学校』(1965年/木下亮)
『兄貴の恋人』(1968年/森谷司郎)
『女の中にいる他人』(1966年/成瀬巳喜男)
『大当り三色娘』(1957年/杉江敏男)
『二人の恋人』(1969年/森谷司郎)
『颱風とざくろ』(1967年/須川栄三)
『花ひらく娘たち』(1969年/斎藤武市)
『放課後』(1973年/森谷司郎)
『街に泉があった』 (1968年/浅野正雄)

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