渋谷区神宮前で「シブヤガワ映画祭2016 プレイベント」が開催される。日程は2016年5月29日(日)。会場は「Detour a Bleuet」2階で、価格は2000円(税込み)。要事前申し込み。

「シブヤガワ映画祭」ロゴマーク
「シブヤガワ映画祭」は、渋谷初の“市民の手で作る新しい映画祭”として、2015年3月に「NPO法人シブヤ大学」のゼミ活動の一つとして発足したもの。第1回の開催を10月に控えたこの5月に、映画上映とディスカッションによるプレイベントが開催される。
ゲストにライゾマティクスの齋藤精一氏を招き、彼が選んだ作品を1本上映。その後トークテーマを「建物✕渋谷✕映画」としたディスカッションを行う。第一部と第二部に分かれており、第一部ではトークセッションも行われるという(詳細はインフォメーションを参照)。

ライゾマティクスの齋藤精一氏。
なお上映作品のタイトルは、当日会場を訪れるまで明かされない。これは「シブヤガワ映画祭」の“既存の映画鑑賞のシステムを疑い、新しい映画との接点を作り出したい”という思いによるものだ。
コロンビア大学建築学科で建築デザインを学んだバックボーンを持ち、現在はアート・コマーシャルの領域でインタラクティブな作品を制作している齋藤氏。彼は渋谷という街をどう捉えているのだろうか。その視点を通じて、建物と街を面白く感じるためのヒントを探る。
シブヤガワ映画祭 2016 プレイベント
開催日:2016年5月29日(日)
会場:Detour a Bleuet (デトールアブルーエ) 2階
場所:渋谷区神宮前6-13-3
料金:1枚 2,000円 (税込)
※1ドリンク付(2杯目は以降はキャッシュオン)
※第1部&第2部通し券
申込方法:必要事項を記入のうえメールで連絡
※詳細は公式サイトを参照。
申込期間:2016年5月27日(金) 24:00受付分まで
URL:http://www.shibuya-eiga.com/pages/433358/event_info
主催:特定非営利活動法人シブヤ大学 映画祭部
[イベントプログラム]
■第1部
作品上映 / トークセッション / ディスカッション
時間:14:30〜17:00(開場 14:00)
気鋭のクリエイター集団・ライゾマティクスの齋藤精一さんをゲストにお迎えして、建築をバックグランドに持つ彼ならではの視点で、1作品をチョイスしていただきました。トークテーマは「建物✕渋谷✕映画」。渋谷の再開発や、齋藤さんならではの建物を見つめる視点を通して、いつもの建物と街をもっとおもしろく感じられるヒントをお届けしたいと思います。来場者とのディスカッションの時間も設けるなど、飲み物を片手にリラックスした雰囲気で語り合えるイベントになります。
■第2部
作品上映 / ディスカッション
時間:18:00-20:10(開場 17:30)
第2部は開場をチケットセンターに移して、引き続き齋藤さんがチョイスした作品の上映を行います。また第2部のディスカッションではお客さま・ゲスト・映画祭スタッフがより身近に一体感を感じながら作品や映画祭について楽しく語り合えるようなイベントになります。
[プロフィール]
■齋藤 精一
Creative Director / Technical Director : Rhizomatiks。1975年神奈川生まれ。建築デザインをコロンビア大学建築学科(MSAAD)で学び、2000年からNYで活動を開始。その後ArnellGroupにてクリエティブとして活動し、2003年の越後妻有トリエンナーレでアーティストに選出されたのをきっかけに帰国。その後フリーランスのクリエイティブとして活躍後、2006年にライゾマティクスを設立。建築で培ったロジカルな思考を基に、アート・コマーシャルの領域で立体・インタラクティブの作品を多数作り続けている。2009年−2014年国内外の広告賞にて多数受賞。現在、株式会社ライゾマティクス代表取締役、東京理科大学理工学部建築学科非常勤講師、京都精華大学デザイン学科非常勤講師。2013年D&AD Digital Design部門審査員、2014年カンヌ国際広告賞Branded Content and Entertainment部門審査員。2015年ミラノエキスポ日本館シアターコンテンツディレクター、六本木アートナイト2015にてメディアアートディレクター。グッドデザイン賞2015審査員。