千代田区神田司町のギャラリー&カフェスペース「神田TETOKA」にて、イベント「第1回文化屋雑貨点」が開催される。会期は2016年7月1日(金)から7月31日(日)まで。
「雑貨」という言葉と概念を日本中に広めた伝説の雑貨ショップ、文化屋雑貨店。1974年に渋谷で創業すると、若者を中心に話題が集まり、みるみるうちに人気店になった。店内にはチープでかわいい雑貨が所狭しと並んでおり、そのおもちゃ箱のような店内から自分の目でお気に入りの商品を選びとる楽しさがあった。80年代から90年代にかけて、雑誌の雑貨特集では必ずと言っていいほど同店が登場した。
長きにわたり日本の雑貨シーンをリードしてきた文化屋雑貨店だが、昨年2015年、多くのファンに惜しまれつつその約40年の歴史に幕を下ろした。それ以降もイベントでのポップアップショップという形で活動は続いている。
本展では、「アートとデザインの話は置いておいて、もしも、あなたが文化屋雑貨店のバイヤーであったなら、どんな商品を置きたいですか?」というテーマをもとに、総勢100名以上のアーティストが参加し、文化屋雑貨店を再生させる。文化屋雑貨店に関わった方々や、閉店後のポップアップショップで出会った人たち、そして「神田TETOKA」の近所の中華料理屋のおじさんまで、様々な人が参加する。参加者一覧はインフォメーションを参照してほしい。
文化屋雑貨店のこれからの動きがみれる、新しい試みとなっている。
文化屋雑貨店店主・長谷川義太郎氏の言葉より。多くの人達が雑貨というと文化屋雑貨店を思い浮かべる時代が過ぎ今は何が雑貨なのか?荒物雑貨が原点という人も、ファッション雑貨が時代を作ったとも。インテリア、スポーツ、アート、デザインなど色んな雑貨がさわがしい。どれが最初かとか言っていたら縄文式雑貨まで戻ってしまう.ここは日本の今の雑貨シーンに限って話を進めたい。文化屋雑貨店の以前に文化を持っていた雑貨を扱っていた店は日比谷にあったアメリカンファーマシーとランチマーケット(聖林公司)だけである。かたやドラッグストアー、ランチマーケットは日本で最初の古着ファッション。この2店は文化屋雑貨店の先生である。アメリカンファーマシーのお姐さんは白衣姿に毒の様な真っ赤なマニキュアで外人のお客さんとペラペラ。千駄ヶ谷のランチマーケットに螺旋階段を上って玄関に掛けられた毛布にビビりながら手のひら位の小さな木のねずみ取り器を買ったのを覚えています。文化屋以前で今の雑貨の概念を持っていたののはこの2店だけでした。do it yourself の店もでき始めていたが文化は持っていなかった。
第1回文化屋雑貨点
会場:神田TETOKA
場所:千代田区神田司町2−16−8
問い合わせ:03-5577-5309
日時:2016年7月1日(金)〜7月31日(日)
時間:12:00〜20:00
定休日:水
URL:http://bunkaya.wix.com/bunkayazakkaten
〈参加者一覧(順不同)〉
ヒムカシ(p-koen)
日本セパタクロー協会(from Japan)
Coci la elle ひがしちか(日傘作家)
シスター社のハンナ(アクセサリーなどなど作家)
マジック・コバヤシ(m magic kobayashi)
進藤 康隆 しんどう やすたか(ヤマザキショップ上総屋オーナー)
セキ古道具店(美容師・古物商)
津田 陽介(八百屋)
小林千絵子(TETOKA(手と花))
maruse(ショップ&ギャラリーmaruse)
徳永青樹(徳永青樹)
稲盛有紀子(編集者)
嶺川貴子(ミュージシャン)
牛抱 幾久真(幾何)
加藤博久(BOOKS+コトバノイエ)
田中良平(切り絵アーティスト他)
吉原和雄(顧問)
J-COOK(カフェ&レストラン)
滝口悠生(小説家)
松田義人(編集者・ライター)
中西俊夫(ミュージシャン)
ニマ(元ハガキ職人)
紺野浩晃(中華ひかり)
手塚敦嗣(アーティスト)
青木 政宜(有限会社 開青社 代表 幼稚振興会 会長)
吉川徹(クリエイティブ・ディレクター)
山下佐恵子(CoolKlothes代表)
橘房図(ヘアメイク)
ナガオカケンメイ(デザイン活動家)
平川弥香(GomiKontonStore)
箕浦建太郎(画家)
aho aho/中嶋大介(アーティスト)
mosaki(クリエイティブユニット)
カイヅカヨウコ/スチュアートムンロ(innit)
パウロ野中(占い師)
奥村乃(サーファー / t a t a m i / hotoke antiques)
長谷川迅太(古物じんた)
信州のマダムヒューチャー Artist MINA(ファッション着物部 ANi:M(アニーム)デザイナー)
ペチャコ(手芸家)
どりかむショップ((株)どりーむずかむとぅるー)
長谷川未応子(古物じんた)
傍島 悠次(プライベートスタジオ主催)
佐々木暁(神保町)
中村たまを(神保町)
ジュンコ&アキコ(おきゃんアート作家)
齋藤元子(神出鬼没)
あづさ(大学生)
岡篤郎(弁天千葉)
立石和浩+宮本英一(scart)(編集者、アートディレクター)
セクシーキラー(浅草橋天才算数塾主宰)
中塚吐夢((株)中塚広告事務所代表、レコードコンビニ常連)
Sakamoto(美容マーケター)
日本人と中国人(相澤樹・張宝哲)
平井啓司(古書マニア)
長谷川義太郎(文化屋雑貨店ボス)
内田美貴子(フリーランス雑貨プランナー)
花すけ ジロケン(目黒の小さな花屋)
佐藤直樹(asyl)
トースティー(CP)
島崎夏美(元文化屋雑貨店看板娘)
橋詰和幸(映像業)+鈴木久美子(マカロニ刺繍、編集者)
サマタマサト(アートゥーニスト。)
佐藤亜沙美(デザイナー)
REX KO(香港文化屋雑貨店&Luddite)
須藤幸恵(編集者)
安達純一(元広島文化屋雑貨店主)
関 徹郎(有限会社トンキン・スイートパラダイス主宰)
岡村詩野(音楽評論家)
林大樹(「ARiSE COFFEE ROASTERS」オーナー焙煎士)
浅見隆行(株式会社蛇善代表取締役)
松野弘(暮らしの道具 松野屋)
株式会社テンプリント営業3部(やさぐれ会社のはぐれ部署)
中川和彦(スタンダードブックストア代表)
松本弦人(グラフィックデザイナー)
館林香織(陶芸家)
岡啓輔(建設家)
迫田英明(Landscape designer)
牛窪 妙子(「RECTANGLE(レクタングル)」デザイナー 兼「Cow'n(カウン)」共同オーナー)
92115(デパガのヤカラ)
服部 滋樹(クリエイティブディレクター・デザイナー)
dot.(元STYLIST 鈴木順子)
宇野新治(阪急阪神百貨店趣味雑貨営業統括部長)
長谷川 踏太(クリエイティブ・ディレクター)
角田 純(アートディレクター、美術作家)
細谷昌宏(株式会社細谷商店)
岸野雄一(スタディスト)
成浩一(神宮前bar bonobo店主)
網野奈央(編集者/torch press)
宮崎尚義(元a store robot)
上野雄次(花道家)
秘密博士(ムードコーラス研究家)
絹田ラメ(元文化屋雑貨店)
武田秀雄(俳優)
婦人倶楽部婦人A(佐渡)
松井 さとみ(紙切り隊チョキーン)
志村朱梨(CHAOZデザイナー)
勝見 淳平(パラダイス・アレイ)
little thing magazine/shop(Jason &timmy publisher &chief editor)
吉田アミ(音楽・文筆・前衛家)
沼田元氣(東京生まれ、ポエムグラファー(写真家詩人)最後のアングラ芸術家)
室賀清徳(編集者)
小出由紀子(アートディーラー)
元倉眞琴(東京芸術大学名誉教授)
ロンロ(組長)
Karl Hyde(Underworld)
垂水ゲン(ボス)
堀越絹衣(スタイリスト)
池上和隆(元文化屋雑貨店大阪)
高橋孝治(デザイナー)
奥井真紀子(日経トレンディ編集OG)