渋谷区恵比寿にあるギャラリー「NADiff Gallery」で、現代美術家・大竹伸朗氏の個展「SO X TN: #1」が行われる。会期は2016年5月15日(日) から6月26日(日)まで。

『SO X TN: #1』。© Shinro Otake
展示タイトルの『SO X TN』とは、東麻布にある現代美術画廊「Take Ninagawa」が企画開催した大竹氏の個展カタログの総称。カタログは展覧会ごとに制作されており、ほぼ全ての個展プロジェクトが収録されている(2008年の展覧会三部シリーズ「貼、貼貼、貼貼貼」を除く)。これまで配本されたカタログはNADiffのオンラインショップでも販売中だ。5月には新たな2タイトル「時憶」と「網膜」が加わり、計6タイトルのカタログがラインナップされる。

「SO X TN(初回配本4種セット)」9,288円(税別)
これらのカタログをおさめるコンテイナーの役割を果たすのが、この度発売される『SO X TN: #1』だ。A4サイズの2穴リングファイルで、1点ごと大竹氏によって制作される。そのため、絵画として、彫刻として、単体でひとつの作品として成立する。制作数は限定250部で、価格は35000円(税別)。本展ではその豊富なバリエーションの中から、約100点を展示販売する。
また、同時に港区東麻布のTake Ninagawaでも個展「時憶」が開催されている。こちらの会期は2016年5月14日(土)から6月30日(木)まで。
大竹伸朗展「SO X TN: #1」
会期:2016年5月15日(日) 〜6月26日(日)
時間:12:00〜20:00
会場:NADiff Gallery
場所:渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
休廊日:月
協力:Take Ninagawa
URL:www.nadiff.com/gallery/ohtake_2016.html
[商品情報]
■SO X TN: #1
大竹伸朗自身によって制作された限定250部。絵画でもあり、スカルプチャーでもあり、また大竹作品の集積を包括するコンテイナーとしてのユニークな一点。見返し部分には大竹伸朗手書きの限定ナンバー入り。
『SO X TN: #1』購入者には幻のカタログ「時憶/フィードバック」をプレゼント。慶応義塾大学アート・センター企画のShow-Case Project No.3として大竹伸朗が個展を開催した際に制作された、他で手に入らない未販売のカタログ。デザインは「SO X TN」カタログシリーズ同様、Edit.35の小関学。
発 売:Take Ninagawa
サイズ:310 x 240 x 40 mm
形 式: A4サイズ用 2穴リングファイル
仕 様:作家手書きナンバー入り
部 数:250部
制作年:2016年
価 格:35,000円+税