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『法悦のマグダラのマリア』世界初公開!激情の画家の波乱の生涯を辿る 国立西洋美術館で「カラヴァッジョ展」(台東区)

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2016年3月1日〜2016年6月12日 台東区
『法悦のマグダラのマリア』世界初公開!激情の画家の波乱の生涯を辿る 国立西洋美術館で「カラヴァッジョ展」(台東区)
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文_編集部

イタリアが誇る大画家、ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョの大規模な展示会「カラヴァッジョ展」が、台東区上野の国立西洋美術館にて開催されている。会期は2016年6月12日(日)まで。

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『法悦のマグダラのマリア』(1606年/油彩・カンヴァス/個人蔵)

西洋美術史上もっとも偉大な芸術家のひとりとされ、バロックという新時代の美術を切り開いたカラヴァッジョ。その画法はヨーロッパ中からやってきた画家たちによって熱狂的に継承され、ルーベンスやラ・トゥール、レンブラントなど、17世紀の数多の画家たちにも大きな影響を及ぼしている。

本展は、イタリアの代表的な美術館が所蔵するカラヴァッジョの名作と、彼の影響を受けた各国の代表的な継承者たちによる作品を合わせた50数点を展示。また、裁判や暴力沙汰といった、彼の生涯をしばしば波立たせた出来事を記録した古文書など、同時代史料も併せて出品し、カラヴァッジョの人生と芸術両面におけるドラマを紹介する。

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『バッカス』(1597-98年頃/油彩/カンヴァス/フィレンツェ、ウフィツィ美術館) ©Alinari, Licensed by AMF, Tokyo / DNPartcom Reproduced with the permission of Ministero per i Beni e le Attività Culturali

本展では、長い行方不明期間を経て2014年に発見された『法悦のマグダラのマリア』が世界で初めて公開される。カラヴァッジョが殺人を犯してローマを逃亡し、近郊の町で身を隠していた1606年の夏に描かれた本作は、その4年後に彼がポルト・エルコレで不慮の死を遂げた時、荷物に含まれていたものとされている。科学調査を受け、カラヴァッジョ研究の世界的権威であるミーナ・グレゴーリ氏により”カラヴァッジョ真筆”と認定され、今回の公開に至った。

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ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 『煙草を吸う男』(1646年/油彩/カンヴァス/東京富士美術館) ©東京富士美術館イメージアーカイブ/DNPartcom

また、「カラヴァジェスキ」と呼ばれるカラヴァッジョの模倣画家たちの作品も多数展示。1610〜20年代のローマにはヨーロッパ各国の若手画家が集まってひとつの芸術運動(カラヴァジズム)を成し、彼らが各地に離散するとともにカラヴァッジョの芸術も広く波及していった。

波乱に満ちた生涯を歩んだ画家と、彼を取り巻いたさまざまな人物や事象を通して、カラヴァッジョが生きたひとつの時代を概観できる展示となっている。

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