7月21日(火)より立教学院展示館にて、企画展「戦時下、立教の日々―変わりゆく『自由の学府』の中で」が開催される。昨年5月に同館がオープンしてから初めての企画展となる。
戦争は、豊島区周辺の地域の人々や立教生の生活や人生をどのように変えたのか。本企画展では、戦時下の学園生活や地域の様子などを、オリジナル史料やグラフィック、当時の映像などを駆使して描き出す。
各展示では、立教学院が所蔵する記録のほか、校友や関係者から近年寄贈された資料、知覧特攻平和会館やアメリカ国立公文書館所蔵の写真などさまざまな資料を、解説文を添えて紹介。通常は礼拝堂(チャペル)内部に掲げられている立教関係戦没者のタブレットも特別展示する。
さらに、戦争末期の池袋空襲にまつわる文書や、立教大学近隣に住んでいた推理作家・江戸川乱歩が残した資料も公開。
INFORMATION
会期: ※
会期:2015年7月21日(火)~9月4日(金)
会場:立教大学池袋キャンパス 立教学院展示館
場所:東京都豊島区西池袋3-34-1 メーザーライブラリー記念館2階
開館時間:平日10:00-18:00(8/1~は10:00-17:00)、土曜日11:00-17:00、
休館日:8月10日(月)~14日(金)、土(7月25日を除く)、日
入場料:無料
URL:http://rikkyo.ac.jp
[展示概要]
1.通史展示
「あの戦争を知っていますか?」(戦争の略史)/「戦時下のくらし 1931-1945」(当時の衣食住、娯楽、流行など)/「自由の学府」の日常―立教生のくらし/「1941.12.8―対米開戦の日」(開戦を報じる新聞、中学校教務日誌など)/その他、当時の生徒・学生の回想、動員関係資料、遠山学長訓辞など
2.トピック展示
「アメリカ人が作った学校」/「異郷に生きる―立教大学の朝鮮人留学生たち」/「近隣の人々の戦争―江戸川乱歩の戦争体験」/寄せ書きのある旗」
3.映像展示
戦争と立教―宮本馨太郎が見つめた世界