新宿区西新宿にある東京オペラシティアートギャラリーで、写真展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD」が開催される。会期は2016年4月16日(土)から7月10日(日)まで。

「Taylor (Black & Blue)」Cプリント 2012 © Ryan McGinley
“アメリカで最も重要な写真家”と高く評価されるライアン・マッギンレー。最近では美術雑誌やファッション誌がこぞってインタビューや特集記事を掲載し、バンド「シガー・ロス」のCDジャケットにも作品が使用されるなど、その名前と影響力は世界に広がり続けている。
本展は日本美術館における初個展だ。展示にあわせライアン本人も来日する。

「Jacob (Red Blueberry)」Cプリント 2015 © Ryan McGinley
作品に登場する人物のほとんどがヌードであり、彼らは広大な草原や雪原の上を裸体で走り回る。人間本来の姿でありながら、その光景はとても幻想的だ。また、プロのモデルを起用せず、自然な表情を切り取るのも彼の作風ならではといえる。

「Ivy (Bubbles)」Cプリント 2015 © Ryan McGinley

「Jessica & Anne Marie」Cプリント 2012 © Ryan McGinley
会場には、初期から最新作までの自選作品約50点が並ぶ。また、約500点のポートレイトで構成された約20mにおよぶ圧巻のインスタレーション「YEARBOOK」も登場するという。

「Mellow Meadow」Cプリント 2012 © Ryan McGinley
貴重な作品を間近に観れるまたとない機会。会期は3ヶ月と長めだが、会場へはお早めに。
ライアン・マッギンレー BODY LOUD
会場:東京オペラシティ アートギャラリー
場所:新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー3F
開館時間:11:00〜19:00(金土 11:00~20:00/月、5月2日休/最終入場は閉館30分前まで)
観覧料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)、中学生以下 無料/同時開催「収蔵品展 055 はなのなかへ」「project N 64タナカヤスオ」の入場料含む/収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり/()内は15名以上の団体料金/障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料/Arts友の会会員は無料(会員証提示)/割引の併用および払い戻しは不可
問い合わせ:03-5777-8600
URL:http://www.operacity.jp/ag/exh187/