世田谷区太子堂のキャロットタワー内にある「世田谷文化生活情報センター」で、展覧会「三軒茶屋 三角地帯 考現学」が開催される。会期は2016年1月30日(土)から2月28日(日) まで。

『三軒茶屋 三角地帯 考現学』(公式サイトより)
本展は、三軒茶屋に今も残る戦後闇市の名残、通称”三角地帯”について調査し、紐解いていく展覧会。三角地帯の生態系を探るべく、考現学を提唱した建築研究家・風俗研究家の今和次郎の手法にならい、店舗の営みやそこを訪れる人々を地域の文化としてイラストレーションで記録するというものだ。

イラスト・Sakurako Oidaira
会期中にはトークイベントも開催予定。『圏外編集者』(朝日出版社)を出版し、独自の目線で日本や世界を記録し続けている都築響一氏による「都築響一のフィールド・ノート――記録し、記憶すること」のほか、世田谷出身というマンガ家のしまおまほ氏、東京ピストル代表の草彅洋平氏による地元ならではの世田谷の歩き方を探る「セタガヤ・ローカルの歩き方」が開催される。
三軒茶屋の魅力を再発見する本イベント。会場は三軒茶屋駅近くにあるキャロットタワーの中にあるため、終了後は実際に三角地帯へ足を運んでみるのもよさそうだ。
「三軒茶屋 三角地帯 考現学」
会期:2016年01月30日(土)~2016年02月28日(日)
時間:9:00~20:00 入場無料・会期中無休
会場:生活工房ギャラリー(3F)
場所:世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
URL:http://www.setagaya-ldc.net/program/317/
[関連情報]
■トークイベント
「都築響一のフィールド・ノート――記録し、記憶すること」
都市から地方まで、独自の視点でその土地の文化や風俗を紹介してきた編集者の都築響一氏に、
都市化や近代化とともに失われつつある風景や大衆文化を記録・記憶することの意味についてお話し頂きます。
日時:2月6日(土)15:00~16:30
会場:セミナールームAB(5F)
講師:都築響一(編集者)
参加費:500円
定員:先着60名
申込方法:電話(03-5432-1543)および申込フォーム
■トークイベント
「セタガヤ・ローカルの歩き方」
世田谷で生まれ育ったエッセイストのしまおまほ氏と編集者の草彅洋平氏に、
地元の人ならではの“世田谷の歩き方”(グルメ、カルチャー、プレイスポットなど)を紹介して頂き、
知られざるローカル=セタガヤの魅力を再発見します。
日時:2月28日(日)15:00~16:30
会場:セミナールームAB(5F)
講師:しまおまほ(エッセイスト)、草彅洋平(東京ピストル)
参加費:500円
定員:先着60名
申込方法:電話(03-5432-1543)および申込フォーム