編集者・都築響一氏による『圏外編集者』(朝日出版社)出版を記念して、トークイベントが開催される。日程は2015年12月16日(水)、会場は新宿区新宿の「カフェ ラバンデリア」。

『圏外編集者』(朝日出版社)
『TOKYO STYLE』、『珍日本紀行』、『珍世界紀行』、『夜露死苦現代詩』、『独居老人スタイル』、『東京右半分』などの本を世に送り出し、スナックや地方発ヒップホップといった街に息づくカルチャーをフックアップしてきた都築氏。そんな氏の「編集」にまつわる考え方をまとめたのが、この『圏外編集者』だ。本書では質問を軸とした章立てとなっており、「本作りって、なにから始めればいいでしょう?」に始まり、「だれもやってないことをするには?」、「だれのために本を作っているのですか?」という編集手法に通じる章から、「出版の未来はどうなると思いますか?」とこれからの出版業界を見据えた章まで、幅広い内容が綴られている。
この本はけして編集術について語った本ではない。都築氏にとって「編集」とは何か。そして「編集者」とは何か。本イベントは、独特な視点を持ち続けながら数々の書籍を生み出してきた都築氏が、自身の言葉で編集について語る貴重な機会となっている。編集者を志す人にも、そうでない人にも、新たな視点を与えてくれる時間になりそうだ。
『圏外編集者』(都築響一/朝日出版社)
出版記念トークイベント
日程:2015年12月16日(水)
時間:開場 19:30/開演 20:00
会場:カフェ ラバンデリア
場所:新宿区新宿2-12-9 広洋舎ビル1F
観覧:要予約。公式サイトからメール、または電話にて。
料金:1ドリンクオーダー。イベント終了時に投げ銭あり。
問い合わせ:03-3352-3557
主催:模索舎
URL:www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/2015/11/post-223.html
[書籍情報]
■圏外編集者
著:都築響一
発行:朝日出版社
発売:2015年12月
判型:四六判、256頁
価格:1,650円(税別)