2015年11月8日〜2016年2月14日 江東区
芸術家、オノ・ヨーコ 東京の文脈で解き明かすそのルーツ 東京都現代美術館「私の窓から」
文_編集部
故ジョン・レノン氏の夫人としても知られる芸術家、オノ・ヨーコ氏の作品展「私の窓から」が、東京都現代美術館で開催されている。期日は2016年2月14日(日)まで。
本展は、これまで主に戦後アメリカ美術のなかで語られてきたオノ氏の活動を、出身地である東京という都市の文脈で再考するもの。彼女が作家活動を開始するまでの関連資料や創作物、1950〜70年代の東京での活動、近年の作品を通して、近代と現代、欧州と日本と米国、美術と音楽と文学、前衛とポピュラーカルチャー、そして社会と個人を繋ぐ独創的な創造活動を紹介する。
また、会期中の11/21(土)には筑波大学教授の五十殿利治氏による講演会を、12/9(水)には「あいちトリエンナーレ」でも出品されたオノ氏の参加型インスタレーション『Wish Tree』のイベントを予定。東京をルーツに育まれたオノ氏の軌跡を、今日的視点から辿る絶好の機会となりそうだ。
オノ・ヨーコ|私の窓から
会期:2015年11月8日(日)〜2016年2月14日(日)
時間:10:00-18:00 ※入場は閉館の30分前まで
会場:東京都現代美術館 企画展示室 B2F
場所:江東区三好4-1-1
URL:http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/yoko-ono-from-my-window.html#tabs=tabs-1