2015年9月19日〜2015年12月13日 千代田区
世界で活躍した日本人画家の足跡を追う 「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」東京国立近代美術館で開催
文_編集部
フランスを中心に活動し、世界的に注目を集めた日本人画家、藤田嗣治の作品を展示する「MOMAT コレクション 特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。」が、千代田区北の丸にある東京国立近代美術館で開催されている。会期は2015年12月13日(日)まで。
2012年のリニューアルにより大きく変身した東京国立近代美術館所蔵作品展「MOMATコレクション」。今回は、日本画の技法を油彩画に取り入れた独特のタッチで世界的な評価を確立した藤田の、東京国立近代美術館が所蔵する全作品に、特別出品の1点を加えた計26点を一挙に展示する。
特に戦争画14点の一挙展示は今回が初。また、藤田が監督をつとめた映画もギャラリー内で常時上映。ほかにも、藤田旧蔵の挿絵本や、藤田の言葉を伝える当時の雑誌なども公開されており、藤田の仕事をさまざまな側面から知ることができる。
生涯に渡って調色レシピを明かさなかったという「乳白色の肌」と呼ばれた不思議な色合いは、どんな色なのだろうか。ぜひその目で確かめてみてほしい。
MOMAT コレクション 特集:藤田嗣治、全所蔵作品展示。
日時:2015年9月19日(土)〜12月13日(日)
開館時間:10:00-17:00 (金曜日は10:00-20:00)※入館時間は閉館30分前まで
会場:東京国立近代美術館本館所蔵品ギャラリー(4F~2F)
場所:千代田区北の丸公園3-1
入室料:一般 430円(220円) 大学生130円(70円)
主催:東京国立近代美術館
URL:http://www.momat.go.jp/am/exhibition/permanent20150919/#section1-4