2015年10月30日〜2015年11月16日 渋谷区
親子で様々な名画を模倣するユニット・アーブル美術館 「大々贋作展」
文_編集部
古今東西の名画を模倣した作品を発表している、親子3人のアートユニット・アーブル美術館。その作品展である「大々贋作展」が渋谷区のパルコ内のPARCO MUSEUMで開催される。会期は2015年10月30日(金)〜2015年11月16日(月)まで。
アーブル美術館は、小学生2人とその母親からなる3人組のアートユニット。アート鑑賞を趣味とする母親が指導を行い、時代や国籍を問わず様々な名画を子ども2人が自分なりに再現する、という手法でこれまでユニークな作品を発表してきた。
静岡を拠点に活動しており、これまで東京、愛媛、愛知などで巡回展を開催。雑誌の挿絵や商品のパッケージなどのクリエイティブを担当するなど、贋作ながらオリジナリティにあふれる作品が魅力的で話題となっている。
彼らの大型展覧会となる今回の展示。企画を編集者の菅付雅信氏が担当。会場構成は、タイ在住のクリエイター・遠藤治郎、グラフィックデザインはグルーヴィジョンズが手がけており、そのクリエイティブにも注目が集まる。
子どもらしさを感じつつも、絵の本質を捉えている彼ら作品からは、オリジナリティのあり方など、アートにおける根源的な課題に思いを巡らせることができそうだ。
大々贋作展
日時:2015年10月30日(金)〜2015年11月16日(月)
会場:PARCO MUSEUM
時間:10:00~21:00
※初日・最終日は18:00閉場 ※入場は閉場の30分前まで
料金:一般 500円 / 学生 400円 / 小学生以下無料
※
※
主催:パルコ
URL:http://www.parco-art.com/web/museum/exhibition.php?id=843