2015年10月10日〜2015年12月6日 世田谷区
その足跡を振り返る「詩人・大岡信展」 世田谷文学館にて開催
文_編集部
詩人・評論家として戦後に活躍した大岡信の足跡を振り返る展示「詩人・大岡信展」が、世田谷区烏山の世田谷文学館にて2015年10月10日(土)〜12月6日(日)に開催される。
静岡県三島市出身で、歌人である大岡博を父に持つ大岡信。詩人としてはもちろん、様々なジャンルで評論を記してきた。本展では、その活動の核となる詩の業績について、詩稿や創作ノートなどの資料をもとに掘り下げる。
また1979年〜2007年に朝日新聞にて連載され、詩歌鑑賞の楽しみを広く一般に届けることに成功した代表作の1つ『折々のうた』や、同時代のアーティストとの交流にまつわる資料や作品なども集められている。
会期中には関連イベントとして、連続講座「大岡信と詩の真実」も開催。谷川俊太郎や野村喜和夫、吉増剛造など国内を代表する詩人や三浦雅士などの評論家が登壇する。その他にも朗読会や子ども向けのワークショップも。戦後詩とその周辺環境を整えた大岡の足跡を辿ることのできるイベントとなっている。
詩人・大岡信展
会期:2015年10月10日(土)〜12月6日(日)
会場:世田谷文学館2階展示室
料金:一般 800円 / 65歳以上、高校・大学生 600 / 小・中学生 300円
URL:http://www.setabun.or.jp/exhibition/exhibition.html