マガジンハウス『&Premium』の表紙をはじめ、数多くの雑誌やアーティスト写真などを手がけてきた写真家・小浪次郎。今年29歳を迎えた彼の10年間の活動の中から、厳選された作品を集めた展示「JIRO KONAMI PHOTO EXHIBITION」が2015年9月18日(金)〜9月29日(火)に渋谷区の代官山蔦屋書店で展示される。
小浪次郎は2013年に写真集『父をみる』を出版。実の父親を8年間かけて撮影した本作は、被写体との独特な距離感が評価された。またアパレルブランド「mame」が企画した写真集『Personal Memory』ほか、意欲的にクリエイターとの共作の発表してきた。最近では、9月15日に発売された『BURUTUS STYLEBOOK 2015-16』内で、舞踏家の田中泯を撮影したことも話題となっている。
本展では、学生時代からの作品を含めた約100点の写真作品やスクラップブックなどの展示のほか、ファッションブランド「WACKO MARIA」と共に制作したヴィジュアルブックの先行予約販売も行われる。時代の空気を静逸に切り取り、新たな価値観へと昇華させてきた彼の歩んだ10年は、どのような姿をしているのだろうか。
JIRO KONAMI PHOTO EXHIBITION
JIRO KONAMI PHOTO EXHIBITION
日時:2015年9月18日(金)〜9月29日(火)
時間:7:00〜翌2:00
会場:代官山蔦屋書店 2号館 1F ブックフロア
URL:http://tsite.jp/daikanyama/event/005126.html
【プロフィール】
小浪 次郎 (こなみ・じろう)
1986年生まれ。『GINZA』『& Premium』『SWITCH』などの雑誌、BEAMS・UNITED ARROWS・伊勢丹などのカタログ、広告、CDジャケット、アーティスト写真等を中心に手掛け、今最も注目を浴びるフォトグラファーの一人。2013年に出版した写真集「父をみる」では8年間かけて撮影した父の姿が収められ、絶妙な親子の距離感の中で撮影された写真が高い評価を得ている。
http://jirokonami.jp/