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〈TOKYO実験画録〉vol.9 喧騒を前に/ 渋谷区

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COLUMN
TOwebだけで読める、連載陣によるオリジナルコラム。

青山 健一

March 2020

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青山 健一
PROFILE:青山 健一
東京都出身、石川県金沢市在住。1995年、画家として活動をはじめる。ギャラリー、廃ビル、ライブハウス、劇場、屋外など様々な空間で作品を発表。絵画を軸にした表現手法は、即興パフォーマンス、イラストレーション、アニメーション、映像、舞台美術など多岐にわたる。97年よりジャズ・オーケストラ「渋さ知らズ」に美術、映像メンバーとして参加。2012年、絵本「あした、せかいが」(文:三角みづ紀)を上梓。 Webサイト|https://aoken.info/ Twitter|@aoyamakenichi

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2019年12月25日
〈TOKYO実験画録〉vol.9 喧騒を前に/ 渋谷区
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絵・写真・文_青山健一

ジャズや舞台の現場でも活動し、絵画を中心に多彩な創作を行う画家・青山健一さんの連載。風景をもとにした青山さんのシリーズ連作から、“東京の路上”を描いた新作を紹介していきます!

「GHOST」 22×27.3cm アクリル、色鉛筆、ダーマトグラフ、わら半紙、色紙

人の多い街に降り立つ時に一息いれることが増えた。
心の準備というか、よし! 行くぞ! という覚悟を決める時間。
なぜそんな時間が必要かというと、パーソナルスペースが限りなくゼロに近い巨大な街では、心をなくした人々が、一斉に同じ方向に進むだけの亡霊かゾンビかロボットのような思考停止集団と化している。
だから僕は、これから亡霊かゾンビかロボットのような集団との戦いが待っているんだ! という妄想をするために一息いれるのである。

都会の喧騒を早足で進んでいく、名もなき人々

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